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猫背を治そうとすると首が痛くなる理由

 

猫背を治そうとすると首が痛くなる理由

 

猫背を治すと首が痛い奈良県御所市の女性

姿勢が悪いと肩もこるし、頚椎にもよくないって聞くから、猫背を治そうとしたら余計首に痛みが出るようになった…と悩んでいませんか?

 

背中が丸まっていたり、猫背になってしまっていると、頭の位置が本来より前に出てしまい、ボーリングぐらいの重たさのある頭を首や肩の筋肉で引っ張って落とさないようにするために、最近では姿勢が悪いと肩がこる、頚椎に良くないと言われることが増えましたね。

 

また、猫背になってしまうと首の骨の本来持っているカーブがなくなってしまい、クッションの役割を果たさなくなることも姿勢が悪いと頚椎に良くないと言われる理由です。

 

なので出来るだけ姿勢を正さないといけない!と思われている方は少なくありません。

 

ですが中には猫背を正そうとすると首がだんだん痛くなってくる…、首のこりがひどくなる…という人もいらっしゃいます。

 

せっかく姿勢を正そうとしているのにどうして反対に首がこったり痛くなるのか?今回は猫背を正そうとすると首が痛くなる理由とその改善方法についてお伝えしていきます。

 

 

上半身だけ姿勢を正そうとしていませんか?

猫背を正そうとすると首が痛くなったり、こってしまう方に多いのが、上半身だけ姿勢を正そうとされている事です。

首が痛い理由

上の写真のように上半身だけグッと背中を伸ばして頭を持ち上げようとされている人が多いんです。

 

このように上半身だけ背筋を伸ばそうとすると、もともと前に傾いていた背骨や頭を、背中や首の筋肉を使って後ろに引っ張り無理やり真っすぐに起こしていることになるので、その姿勢を保つためには筋肉は緩むことが出来ずずっと緊張状態を保たないといけません。

 

そうなると、緊張状態の続いた筋肉はだんだん弾力性を失い硬くなり始めます。

なので上半身だけ姿勢を正そうとすると、首や肩の筋肉が硬くなりこりを感じたり、血液の流れが悪くなることで痛みを出すようになってしまうんです。

 

 

姿勢を正しても首が痛くならないようにするためには、どうすればいいのか?

それじゃあ、猫背を治しても首が痛くならないようにするためにはどうしたらいいのか?なんですが、ポイントは筋肉に無理をさせて姿勢を正さない事です。なんせ、筋肉が無理して働き続けることでこりや痛みを出してしまうんですから。

 

とはいっても、「全身の力を脱力してください」なんて事は言いません。

本当に脱力すれば体が崩れ落ちて立っていられませんから。

 

そうではなく首周りの筋肉を必要以上に働かせないことです。

 

そのためには上半身だけ姿勢どうこうしようとせずに、もっと全身の姿勢を正そうとしてください。

 

 

骨盤から背骨は続いている

なんせ、頭や首は宙に浮いているわけではありませんよね。骨盤から腰の背骨、胸の背骨、そして首の背骨から頭と続いています。

 

それを上半身だけ、つまり胸の骨辺りから上だけ姿勢を正そうとするから背中や肩、首の筋肉を必要以上に働かさせないといけなくなってしまうんです。

 

そうではなく、骨盤や、立っている時なら足の骨から順に正していくことで、背中や首の筋肉を使って後ろに引っ張り無理やり体を真っすぐに起こさなくて済むんです。

 

 

筋肉に無理させずに姿勢を正す方法

ここからは背中や首の筋肉に無理をさせずに姿勢を正すためのポイントについてお伝えしていきます。

 

立つときの重心の位置は土踏まずのやや後ろ

そもそも、足裏の重心のかける位置が誤ってしまっていると、足が傾くため体も傾き、姿勢が崩れてしまうんです。

猫背で首が痛い奈良県葛城市の男性

真っすぐ立つための足裏の重心の位置は、すねの骨の下、土踏まずのやや後ろあたりなんです。

猫背を治す方法

ここに重心をかける事で体が傾かずにすみます。

 

骨盤を立てる

背骨の土台となる骨盤が前や後ろに傾いてしまうと、その上につながる背骨も歪んで姿勢を正すことができません。

 

しっかり骨盤を真っすぐに立てるように意識してください。

首の痛みを治す方法

背骨のカーブを意識する

背骨は真っすぐではなく、緩いS字カーブを描いています。このカーブがあるために、筋肉にかかる負担が軽減され良い姿勢を長時間保つ事が出来ます。

 

このS字カーブが強くなったり、なくなったりしないように意識してください。

 

肩甲骨を軽く寄せる

肩甲骨が外に広がってしまうと、頭の位置が前に出やすくなって姿勢が崩れてしまいます。

猫背で首が痛い奈良県大和高田市の男性

肩甲骨を真ん中へ軽く寄せるように意識してください。(無理やり寄せようとしても続かないので、力の入れすぎにはご注意ください。)

 

目線を下げすぎない

上記のポイントを意識して、足元から姿勢を正していくと、あとは目線を下げずに正面を向くようにすることで、頭は首や肩の筋肉を使わなくても本来の背骨の上にきて背中が丸まることはありません。

 

 

まとめ

猫背を治そうとすると首がこったり、痛くなる原因は、上半身だけ姿勢を正そうとするからです。

骨盤や足にかける重心の位置が誤ったまま上半身だけ姿勢を正そうとすると、首や背中の筋肉を使って無理やり体を起こすことになるので、首や背中の筋肉に負担が大きくかかってしまいます。

 

なので姿勢の土台となる骨盤や足の重心の位置から正すことで、無理な力を入れることなく姿勢を正せて首などの筋肉の負担を減らすことができます。

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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