🔲 初めての方へ

 

 🔲 お悩みの案内

 

 🔲 当店について

カフェインは肩こりに良い?悪い?

 

カフェインは肩こりに良い?悪い?

 

カフェインが原因で肩こりの奈良県御所市の男性

かなり以前から肩こりに悩まされているけれど、私って毎日何杯もコーヒーを飲む習慣もあって、もしかしてカフェインって肩こりによくないの?と、疑問に思っていませんか?

 

生活が色々と便利になった反面、動くことが減ってしまったり、仕事でデスクワークが増えたり、ストレスを感じることが多くなったりで現代では肩こりに悩んでいる人もかなりいらっしゃいます。

 

そんな肩こりに悩んでいる人の中にも、コーヒーを日ごろからよく飲んでいるなんて人もいるでしょう。

 

そこでふとカフェインて肩こりにどうなの?と思ったことはありませんか?

 

今回はカフェインは肩こりの原因になるのか?など肩こりの関係についてお伝えしていきます。

 

 

カフェインは肩こりに悪影響?

そもそも肩こりというのは簡単に言えば、肩や首周りの筋肉が緊張し血液の巡りが悪くなることで疲労物質などの老廃物が溜まってしまい、異常な筋緊張、つまり「コリ」を作り出してしまうことです。

 

そしてコーヒーなどに含まれるカフェインは、交感神経を刺激してしまうため、自律神経が乱れ血液の巡りが悪くなってしまい、筋肉を緊張状態にしやすくなります。

 

またカフェインを継続して取り続けることで、副交感神経が優位になることを妨げ、交感神経優位の時間を増やし、筋肉の緊張した状態が続いてしまいます。

 

なので、コーヒーなどを継続して普段から飲んでカフェインを摂取していると、肩こりを起こしやすくなるとも考えられます。

 

 

カフェインが体に与える影響

また上記のように筋肉に対して直接的に緊張を招くだけでなく、カフェインが体に与える影響が肩こりを悪化させてしまう要因になることがいくつかあります。

 

●眠りが浅くなる・寝つきが悪くなる

カフェインをとることで眠気を覚ますことができるというのは、すごく有名な作用ですね。たまにコーヒーなどを夜に飲むと眠れなくなるなんて方の話を聞くこともあります。

 

このようにカフェインを摂ることで眠りが浅くなり睡眠の質が下がってしまったり、寝つきが悪くなり睡眠時間が短くなってしまうと、日常生活で傷ついた筋肉が回復しきらずに翌日に疲労や傷を持ち越してしまうことで、コリが起こりやすくなってしまいます。

 

●胃があれる

他にもカフェインには胃を荒らしてしまう作用もあるため、普段から常飲しているとそれだけ胃に負担をかけることになります。

 

胃の不調はその周囲にある腰の筋肉に影響を与えたり、胃の緊張を和らげようと背中を丸めた姿勢をとるなど、姿勢が崩れる要因となるため、姿勢が悪くなり背骨のS字カーブが崩れてしまうことで、肩や首の筋肉には負担がかかりやすくなって肩こりを発症しやすくなると考えられます。

 

●便秘になる

カフェインを摂るデメリットの中には便秘になりやすくなることもあります。

 

便秘になると、腸内に停留している便から臭いの原因にもなるアンモニア・硫化水素・クロストリジウムなどの腸内悪玉菌・発ガン物質など様々な有害物質が発生し、これらの一部が大腸の腸壁を通って血液に溶け込むことで血液の巡りが悪くなってしまい、肩こりに悪影響を与えることも考えられます。

 

●貧血になる

カフェインは鉄分の吸収を阻害するため、コーヒーや紅茶を多く飲む人は貧血になりやすいと言われています。

 

貧血になり酸素をうまく運ぶことができなくなると、筋肉は酸素が少なくなると本来の働きを行えず疲労しやすくなってしまうため、肩周りの筋肉もコリを起こしやすくなってしまいます

 

●冷え性によって

それら以外にも、コーヒーに含まれているカフェインに体を冷ます作用があると言われていて、体が冷えることで血液の巡りはさらに悪化してしまうため、肩こりを発症させやすくなります。

 

さらに砂糖をたっぷりとコーヒーに入れてしまうと、血糖値を急激に上昇させることになり、体は上がりすぎた血糖値を低下させるためにインスリンを放出します。

 

そしてインスリンが放出されて血糖値が低下することで体温も合わせて低下しまうため、できるだけ砂糖を使用することをさけ、甘党の人であればはちみつを使用することをお勧めします。

 

 

悪影響ばかりでないカフェイン

カフェインで肩こりに悩む奈良県大和高田市の男性

上記でお伝えしたように、肩こりに様々な悪影響を与える可能性のあるカフェインですが、それじゃあやっぱり肩こりには良くないのか?というと、一概にそうとは言い切れないところがあります。

 

というのも、カフェインには交感神経を刺激していったんは血液の巡りを悪くするものの、その後その反動で血液の巡りが良くなり、疲労物質を体に溜りにくくする作用もあると言われています。

 

この作用によって疲労が回復しやすいとも言われているため、肩こりの改善にもプラスに働くこともあると考えられます。

 

他にもカフェインには鎮痛作用もあると言われているため、肩こりがひどくて痛みや頭痛を感じている人であれば、その痛みが和らぐこともあるでしょう。

 

 

結局、カフェインは肩こりに良い?悪い?

それじゃあ結局、カフェインは肩こりに良いのか?悪いのか?というと、正直わかりません。

 

上記でお伝えしたように、必ずしも肩こりにとってマイナスの作用だけでなく、プラスに働く作用があるように、カフェインを摂ることで肩こりが和らぐと話される人もいれば、反対にカフェインをやめることで肩こりが楽になったという話も聞きます。

 

このようにその人の体の状態や肩こりの原因によって、曖昧な回答になってしまいますが、カフェインが良いか悪いかは変わってくるのだと思います。

 

またカフェインをあまり摂らないようにするにしても 、カフェインには依存性があるため、今までは常飲していた人がいきなりやめてしまうと、集中力の欠如、倦怠感、いらいら、筋肉の痛みと凝りなどの症状が出て肩こりが悪化してしまうことがあるので気を付けてくださいね。

 

 

それ以外の原因を見直す

これを言ってしまうと元も子もないかもしれませんが、カフェインだけにこだわらずに、まずはそれ以外の肩こりの原因に目を向けるほうが、肩こりの改善に役立つと考えています。

 

確かにカフェインは肩こりにも何かしら影響を与えるでしょうが、それよりもはるかに直接的に肩こりにかかわる原因が沢山あるからです。

 

例えばやはりよく言われることのある姿勢。姿勢が悪いということは、首肩にはそれだけ常に姿勢を正した状態に比べると大きな負担がかかり続けることになるため、首や肩の筋肉に大きな影響を与えます。

 

他にも運動習慣の有無もそうですね。肩こりは簡単に言えば血液の巡りが悪くり筋肉が硬くなった状態であるため、運動不足になって筋肉が動くことが減ればそれだけ血液の巡りは悪くなり、筋肉は柔軟性を失ってしまいます。

 

運動習慣の有無に近いですが体のケアなんかもそうですね。肩や首周りの筋肉を含め、普段からストレッチや体操など筋肉の疲労を取り除くケアを行っていれば、それだけ筋肉が硬くなることを防ぎ、肩こりを発症させるリスクが減ります。

 

体の冷えなんかもですね。体が冷えやすいなんて人はそれだけ血液の巡りが悪くなってしまうため、筋肉も緊張しやすくなります。なので普段から冷え対策を行うことで筋肉の緊張を予防することができます。

 

このように肩こりに直接的に大きな影響を与える原因はいくつもあるため、まずはそれらを改善させる方が先決です。

 

そうすることで、もし仮にカフェインによって筋肉が緊張しやすくなったとしても、もともと肩や首の筋肉が柔軟性を保っていれば、それほど影響を受けることもないでしょうし。

 

 

まとめ

カフェインは肩こりの原因になるのかな?と疑問に思われている人もいるでしょう。

 

これはカフェインを摂ることによって、交感神経が刺激されることで筋肉が緊張しやすくなったり、睡眠の質を低下させたり、胃をあれさせたり、便秘を引き起こすことで、肩こりに悪影響を与えることがあると考えられます。

 

ただ必ずしも肩こりに良くないのか?というと、反対にカフェインには鎮痛作用や疲労物質をため込まないようにする作用もあると言われ、肩こりの改善にプラスに働くこともあると考えられます。

 

このように、肩こりに良いか?悪いか?というのは、その人の体の状態や肩こりの原因によって変わってくるため、一概にいうことはできません。

 

なのでまずはカフェインをどうこうでなく、それ以外の例えば姿勢や運動習慣の有無、体のケアなどそれ以外のもっと肩こりに関係の深い原因から見直してもらうほうが、改善に役立つと考えられます。

 

 

次の記事へ

 

前の記事へ 

 

神橋筋整体院のブログ記事一覧へ

 

重度の肩こり専門整体院のホームページ

 

 

記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

神橋筋整体院のHP