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心臓に異常のない背中や胸の痛みの原因は?

 

心臓に異常のない背中や胸の痛みの原因は?

 

心臓に異常はないが背中や胸が痛い奈良県大和高田市の先生

最近になって背中や胸が痛くなることがあり、何か病気じゃないか心配し病院で検査を受けたけれど特に異常は見当たらなかった…。それじゃあこの痛みは何?と、悩んでいませんか?

 

急に背中や胸に痛みが出てくると、心臓などに問題がないかと心配になりますよね。

 

そして病院で検査をうけてみて異常がなければ、それはそれで喜ばしいことなんですが、同時にそれじゃあどうして痛いの?と悩んでしまいますよね。

 

今回当店に来られたお客様も胸や背中が痛くなり、心臓の検査を病院で受けてみたけど特に異常が見当たらず、どうしようか?と悩まれて、当店のHPを発見し来店されました。

 

病院で異常なしと言われた胸や背中の痛みが大丈夫に

胸と背中の肩甲骨の辺りが痛かったので、病院へ行っても何ともない何ともない、レントゲンとっても何ともない心電図をとっても何ともないということで、それでも痛くてグーグルで検索したらこちらのHPが出てきたので、来させていただきました。

 

 

今は大丈夫になっておかげさまで本当に痛くないです。ありがとうございます。

家でも教えてもらったことを思い出しながら極力やっています。

 ※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

このお客様のように、病院で検査を受けてみたけれど特に異常もなく、どうしたらいいのかな…という人も少なくないでしょう。

 

そこで今回は背中や胸が痛くなることのある原因や実際に行ってもらったストレッチなどについてお伝えしていきます。

 

 

頸椎症・頸椎ヘルニアが原因

心臓に異常がないのに背中や胸が痛くなる原因に、頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアがあります。

 

これは腕の付け根から腋毛が生えている辺り、そこから肩甲骨下辺にかけての背中の部分を支配している神経が頸椎を経由して伸びているため、頚椎の部分で問題が発生することで痛みを起こしてしまいます。

 

確実な診断がほしい場合は病院でレントゲンではなく頸椎のMRIを受ける必要がありますが、病院での治療は牽引や薬だけということも多く、もしなかなか改善しないという時には整体などで筋肉や体のバランスから見てもらうのも一つの方法です。

 

 

肋間神経痛が原因

頚椎ではなく、胸椎にヘルニアや圧迫骨折が存在するときに、肋間神経痛によって胸から背中辺りに痛みを出す時があります。

 

肋間神経痛は似たような症状が多々存在するため、それらと見分けるために、病院で胸椎のレントゲンやMRI、心電図などの検査を受けて見極める必要があります。

 

 

帯状疱疹による痛み

脇下や胸、背中にかけて赤みを帯びていたり、ぶつぶつが見受けられる場合は帯状疱疹といってヘルペスウイルスによって痛みが出ている可能性が高いく、疲れがたまっていたり寝不足で免疫機能が落ちた時に胸周辺に肋間神経痛を発症させます。

 

基本的にはぶつぶつとしたデキモノが出現しますが、初期においてはそれらの所見が見当たらずに痛みだけを出す場合があります。

 

帯状疱疹を改善していくためには、免疫力を高めながら病院で抗生物質や塗り薬などの治療を受ける必要があります。

 

 

筋肉の問題

今回来店されたお客様もそうだったんですが、特に心臓やレントゲンなどに問題がないのに背中や胸が痛くなる原因に筋肉も問題があります。

 

筋肉が硬く緊張した状態になると、血液の巡りが悪くなり新鮮な酸素や栄養が送られず、その部分に疲労物質などの老廃物がたまることで「こり」が発生し痛みを起こしやすくなってしまいます。

 

もちろん内臓の問題で背中や胸が痛くなっているわけではないので、検査でもわからず、レントゲンやMRIを撮ってみても問題ないと言われてしまいます。

 

 

胸や背中の筋肉が硬くなるのはなぜ?

それじゃあ背中や胸の筋肉が緊張し硬くなってしまうのはなぜなのか?なんでが、実はこりの代表である肩こり同様に、胸や背中の筋肉は硬くなりやすく、もちろん酷使することでもそうですし、姿勢の悪さが続いてしまうことでも筋肉が硬くなってしまいます。

 

今回来店されたお客様の場合、手を使用することが普段から多かったようで、手を使用するときというのは、どうしても腕を体の前に出して手作業を行うため、肩の位置が前に出てしまい胸の筋肉は腕を前に突き出すために縮まった状態で働き続けることで段々と柔軟性を失ていきます。

 

すると胸の筋肉は肩甲骨にもついているため、縮まって硬くなることで肩甲骨を前方外側に引っ張ります。

奈良県御所市の胸と背中が痛い女の子

このように肩甲骨が外に広がってしまうと、普段から動きが制限されてしまうため、肩甲骨につく背中の筋肉も伸び縮みしにくくなり、段々と血液の巡りが悪くなってしまい痛みを起こしやすくなってしまいます。

 

また僧帽筋と呼ばれる肩こりの時の代表的な筋肉も、手作業をするときに腕を支えようと働き続けて段々と疲労してきます。

 

僧帽筋は大きな筋肉で、肩から首だけでなく背中の方にまで大きく広がっているため、腕を支えるために上方の筋肉が硬くなりだすと、その影響が全体に広がり背中の方まで血液の巡りが悪くなって柔軟性をなくしていきます。

胸と背中が痛いが病院で心臓に異常がない奈良県葛城市の女性

さらに背中を丸めたような猫背の姿勢は、肩の位置が前に出てしまいやすく、胸の筋肉が縮まって硬くなったり、頭を支えるために僧帽筋がや首の筋肉が働き続けることで、背中や胸の筋肉が柔軟性を失っていく要因になります。

 

 

胸や背中をマッサージすればいいの?

それじゃあ硬くなった胸や背中の筋肉をマッサージすればいいのか?というと、確かにマッサージで硬くなった筋肉を緩めてあげることで痛みが減少することもあるでしょう。

 

ですが上記のように腕の酷使が影響していたり、姿勢の悪さも影響しているため、マッサージで痛みのある周辺だけをほぐしても、またすぐに背中や胸の筋肉は硬くなってしまいます。

 

そうではなく、今回のお客様の場合であれば腕の筋肉のケアも必要ですし、前に出た肩を本来の位置に戻すために姿勢を正すことも大切です。

さらにその姿勢を正しやすくするために体のバランスを整えてあげることも大切ですし、日常生活の習慣を見直し筋肉が柔軟性を失いにくくすることも必要となるため、単純に硬くなった筋肉をマッサージしても効果が思うように得られないことが多いんです。

 

 

当店では何をおこなったの?

それじゃあ当店では心臓には異常がない胸や背中の痛みを改善するために何を行ったのか?というと、上記でお伝えしたように痛みに関連する胸や背中の筋肉を整えるのと共に、腕の筋肉を整えたり、姿勢を崩す原因となった骨盤の傾きを整えたり、日常生活の注意点などをお伝えし実践していただくことで、段々と背中や胸の痛みが改善していったんです。

 

 

実際にお伝えしたストレッチなど

ここからは心臓には異常がなく背中や胸が痛かったお客様に実際に行ってもらったストレッチや、日常生活の注意点をお伝えしていきます。

 

●ストレッチ

心臓に異常はないが胸と背中が痛い奈良県大和高田市の男性

軽く肘を曲げて腕を上げて壁に手をつき、体を上げた腕とは反対に捻り、胸にツッパリを感じたところで15~20秒キープ。左右交互に行ってください。

 

心臓に異常のない背中や胸の痛みの原因

床に正座をするように膝を曲げて座り、両腕を伸ばし指先を自分の方に向けて手のひらを床につけ、ゆっくり重心を後ろにかけてください。

腕にツッパリを感じたところ15~20秒キープ。

 

両手をバンザイして腕を伸ばし手のひらを後ろに向け、そこからさらにめいいっぱい腕を上に伸ばしてください。その状態で20秒~30秒キープ。そのあとゆっくり脱力して腕を下してください。

腕を上に伸ばすときに、背中が反りかえらないように注意してください。

 

背中と胸の痛い原因

両手を背中に回して両手を組み、肩甲骨を寄せて胸を開いていきます。

そのまま20秒~30秒キープしてください。

 

●同じ姿勢を続けない

長時間同じ姿勢が続くと同じ筋肉ばかりに負荷がかかり、筋肉が動かないために血液を巡らすポンプの働きができず、血液の巡りが悪くなってしまうため、合間合間で立ち上がったり家の中を動いたり、ストレッチを行ってもらうようにお伝えしました。

 

●姿勢を正す

やはり姿勢が悪いと、肩甲骨の内側や胸の筋肉が硬くなりやすいため、姿勢を正すようにお伝えしました。

 

その際に胸を張って背中を反らせるのでなく、お腹とお尻の穴を閉めるように力を入れて骨盤を安定させ、肩甲骨をほんのわずかに下方内側に下げることを意識していただきました。

 

●目を酷使しない

首の筋肉は目の筋肉と連動して働き、目の筋肉が疲労すると首の筋肉も柔軟性をなくしやすく、首の筋肉は肩甲骨につくものもあるため、肩甲骨の動きを制限してしまうため、スマホやタブレット端末の使用時間を減らすように心がけてもらったり、優しく目の周りをマッサージするなど、目を酷使させないことを意識していただきました。

 

 

まとめ

胸や背中が痛くなると、何か大きな病気じゃないか?と心配になりますよね。

 

ですが、病院で検査を受けてみても特に問題が見当たらないと何が原因なのか不安になりますね。

 

胸や背中に痛みを出すことのある疾患としては、頚椎症や頚椎椎間板ヘルニア、肋間神経痛、帯状疱疹などがあり、特にレントゲンなどでも異常がないときに多いのが筋肉の問題です。

 

胸や背中の筋肉が硬くなり、血液の巡りが悪くなってしまうことで痛みを出すことがあり、この場合病院の検査でもなかなか発見しずらいんです。

 

筋肉によって胸や背中が痛い場合、マッサージをすればいいのか?というと、確かに少しは楽になることがありますが、胸や背中の筋肉が異常を起こすのは腕や姿勢、生活習慣も大きく関係しているため、それらも一緒に見ていかないと、すぐに症状が戻ってしまいます。

 

胸や背中が痛くて病院で検査を受けたけれど、特に問題なしと言われた時には当店に一度ご相談ください。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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