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尻餅で腰椎椎間板ヘルニアになる?

 

尻餅で腰椎椎間板ヘルニアになる?

 

尻餅で腰椎椎間板ヘルニアになった奈良県葛城市の女性

雨上がりにちょっと急いで道路を歩いていたら足を滑らせてしまって尻もちをついて、それから腰が痛くて痛くて辛いけれど、これってよく耳にする腰椎椎間板ヘルニアを発症させてしまったのかな?と、疑問に思っていませんか?

 

尻餅ってめったにするものではありませんが、靴の底が減っていたりすると地面が濡れてるところで派手にこけてしまって尻餅をついた…なんて経験は私もあります。

 

もちろん尻餅でぶつけたお尻は痛いんですが、それだけでなく腰にまで痛みが出てきてしまったら、もしかして腰椎椎間板ヘルニアなどを発症したんじゃ…と心配になりますよね。そこで今回は尻餅で起こる腰痛についてお伝えしていきます。

 

 

尻餅で腰椎椎間板ヘルニアを発症する?

尻餅をついて腰椎椎間板ヘルニアを発症することがあるのか?というと、これは悪影響を与えることは確かです。

 

転倒して尻餅をつくというのは、とてつもなく大きな負担が体にかかるため、腰の骨や軟骨が変形してしまって椎間板が突出して神経を圧迫しやすくなってしまいます。

 

でも腰をうったんじゃなくて尻餅だからお尻をうったのに、腰に問題が起こるの?と疑問を持たれるかもしれませんが、転倒した時に仮に腰を地面に打ち付けていなくても、その衝撃は間違いなくお尻を介して腰にも伝わっています。

 

なので転倒して尻餅をついたとしても、腰椎椎間板ヘルニアに悪影響を与えてしまうんです。

 

ただし、尻餅をついたときに腰椎椎間板ヘルニアを発症してしまったのか?というと、MRIやCTなどの画像をとりながら転倒するわけにはいかないため、証明することはできません。

 

それよりももともと椎間板の突出があり、そこに尻餅をついてヘルニアが悪化したり、転倒して尻餅をつくことで椎間板の変性を助長し、腰椎椎間板ヘルニアの発症させるリスクが高まることが多いと考えられます。

 

 

圧迫骨折による痛みのことも

転倒して尻餅をついてから腰や背中にじっとしてるのも辛い痛みがある時には、腰椎椎間板ヘルニアではなく、圧迫骨折を起こしていることがあります。

 

圧迫骨折とは、骨密度が少なく骨がもろくなってしまったことが原因で、せぼねが押しつぶされるように変形してしまう骨折のことで、骨粗しょう症の人に起こることが多く、閉経後の女性は骨密度が急速に下がっていくため注意が必要です。

 

また圧迫骨折の場合は、通常の骨折と違って転倒直後には痛みがあまりなかったけれど、時間の経過とともに段々と痛みを起こすケースもあります。

 

さらに症状は骨折といっても痛みだけとは限らず、潰れた骨が脊髄と圧迫することで、腰椎椎間板ヘルニアと同じように下肢に痺れや麻痺がおこってしまったり、排泄障害を起こすこともあります。

 

このように尻餅をついた時には圧迫骨折によって痛みなどの症状が出ている時があるため、骨密度の少ない方や年配の方は病院を受診することをおススメします。

 

 

筋肉による痛みのことも

腰椎椎間板ヘルニアや圧迫骨折でなく、尻餅をついた時に起こる痛みは単純に筋肉の問題によることもあります。

 

転倒した時に腰をうっていなくても、上記でお伝えしたようにお尻を介して介達外力が腰にまで伝わるため、この外力で腰の筋肉を痛めてしまい、筋肉が緊張して血液の巡りが悪くなると、その部分に痛みを出してしまうことがあります。

 

衝撃が強い時には腰周りで炎症が強く起こることもあり、この場合はぎっくり腰のように激痛が発症して、体を動かすことが辛いこともあるでしょう。

 

そして腰椎椎間板ヘルニアの症状には腰の筋肉の状態も大きく関係するため、尻餅をついて筋肉に問題が起こることで腰椎椎間板ヘルニアの症状が悪化してしまうこともあります。

 

 

まとめ

雨のあとや冬に地面が凍っていて足を滑らせ、尻餅をついた後から腰が痛かったり、足に痺れが出たりすると、転倒によって腰椎椎間板ヘルニアになってしまった?と不安に思うこともあるでしょう。

 

確かに尻餅のような強い衝撃が体に加わることで、腰の骨や軟骨が変形してしまって椎間板が突出し、神経を圧迫しやすくなってしまいます。

 

また腰を直接うっていなくても、尻餅をついた時に介達外力によって腰の筋肉を痛めてしまうと、腰痛が発生したり、腰椎椎間板ヘルニアの症状が悪化してしまうことも考えられます。

 

それ以外にも骨密度の低くなっている人や、年配の方は転倒した時に圧迫骨折を起こしてしまい、それによって痛みや時には痺れや排泄障害を起こしていることもあります。

 

痛みの原因によって行われる処置も変わってきますし、尻餅をついた後から腰痛や痺れが出てきた時には一度病院を受診し、検査を受けることをおススメします。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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