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高血圧で肩こりになるのか?

 

高血圧で肩こりになるのか?

 

高血圧で肩こりの奈良県大和高田市の看護師

慢性的な肩こり持ちだけれど、これって高血圧と何か関係があるのかな?と、疑問に思っていませんか?

 

どちらかと言うと年齢を重ねるごとに割合が多くなる傾向にある高血圧ですが、なんとなく血管や血液の問題であるため、肩こりと関係あるのかな?と思っている方もいると思います。

 

そこで今回は高血圧が肩こりの原因になるのか?など肩こりと高血圧の関係についてお伝えしていきます。

 

 

高血圧で肩こりになる?

血圧というのは心臓から送り出された血液が動脈の内壁を押す力のことで、血圧の高さは心臓が血液を押し出す力と血管の拡張で決まり、これが一定以上に高い状態が「高血圧」です。

(数値で言えば最高血圧が140mmHg以上、あるいは最低血圧が90mmHg以上であれば高血圧と診断されます)

 

では高血圧が原因で肩こりになるのか?というと、高血圧では肩こりが起こるとは考えにくいと言われています。

 

もちろん高血圧によって脳卒中や脳梗塞、心筋梗塞などが発症した際には肩こりのような症状が出ることもありますが、基本的には高血圧だから肩がこるということはありません。

 

 

肩こりが高血圧に影響を与える

しかし反対に、肩こりが高血圧を引き起こす要因になることはあると言われています。

 

実際にひどい首こりや肩こりを感じている時に血圧を測ってみると、上がっていることがしばしばあるようです。

 

これは頭や首筋、肩が重くなったことによる不安が、血圧の上昇をもたらしている可能性があるからです。

 

 

肩こりになる生活は高血圧を引き起こす

高血圧と肩こりに悩む奈良県御所市の会社員

また、肩こりを発症してしまう人の生活というのは、高血圧を引き起こしやすい生活でもあると考えられます。

 

高血圧になる原因は塩分の取りすぎなどだけでなく、運動不足などによる肥満、多量の喫煙や飲酒、緊張やストレスなど、肩こりと関連するワードが沢山出てきますね。

 

ここでは肩こりと高血圧、どちらにも悪影響を与える要因についてお伝えしていきます。

 

高血圧と肩こり、どちらもあるという方は参考にしていただき、生活習慣を変えるヒントにしてくださいね。

 

●肥満

肥満である人はそうでない人に比べて、高血圧になる危険性が2~3倍高いことが分かっています。

 

これは肥満になると、血糖値を下げるための「インスリン」というホルモンが効きにくくなり、血糖値が上がりやすくなります。

 

すると体は血糖値が高いのはインスリン不足のせいだと思い、インスリンを沢山だし、結果血液の中にインスリンが多くなる「高インスリン血症」という状態になってしまいます。

 

インスリンは血糖値を下げるだけでなく、尿として体外へ出される予定のナトリウムを一部血管内に戻す働きもあります。

 

そのため肥満になると血液中にインスリンが多くなることで、ナトリウムも多くなってしまうため、血液量が増えて血圧が高くなってしまいます。

 

一方肥満によってお腹が出てしまうと、重心が前に引っ張られるため、体は背中を丸めたりお腹を突き出しバランスを保とうとします。

 

またお腹が出てしまうことで腹圧が安定しなくなることも姿勢が悪くなりやすい原因となります。

 

肥満によって姿勢が慢性的に崩れることで、肩や首の筋肉は頭を支えたり肩の位置が前に出てしまうことで緊張し硬くなりやすくなり、肩こりを発症しやすくなってしまいます。

 

そして肥満になってしまうような生活は運動量が少ないことも予想でき、運動が減ることで筋肉は動きが減って硬くなりやすく、血管は弾力性を失い血圧が高まりやすくなります。

 

●多量の喫煙や飲酒

たばこの煙にはニコチンや一酸化炭素などの有害物質が含まれています。

 

それらのタバコに含まれる有害物質は、交感神経を刺激することで血圧や脈拍を上昇させます。

 

また、有害物質は、血管の壁の内側を覆っている細胞を傷つけることにより、血管の柔軟性を損ない、血液が流れにくい状態にします。

 

血液が流れにくくなると、血圧は上がってしまいます。そして肩こりは簡単に言えば肩周辺の血液の流れが悪くなって発症するため、タバコの煙によって血液の流れが悪くなれば肩こりを発症しやすくなってしまいます。

 

飲酒は、適量であれば、血圧を低下させる効果があると言われていますが、長期間の多量の飲酒は血圧を高めてしまうことになります。

 

これは多量の飲酒によって交感神経の活動が活発になり、血管が収縮して心臓の拍動が速まるためです。

 

そしてお酒に含まれるアルコールはアセトアルデヒドと呼ばれる物質へ分解されます。このアセトアルデヒドが多量の飲酒によって体内に残ってしまうと、炎症反応を引き起こしてしまうため、 肩こりが発生することがあります。

さらにアルコールの分解のために肝臓がフル回転することで、肝臓内には血液量全体の約30%ほどの血液がありますが、それだけの血液が滞留してしまい、血液の流れが悪くなってしまい肩こりが起こることがあります。

 

●緊張やストレス

緊張やストレスといった心の変化によっても血圧は上がってしまいます。

 

これは緊張やストレスは交感神経の働きを高め、自律神経を乱し血圧を高めてしまうからです。

 

そして緊張やストレスによって交感神経が高まることで、血管を収縮させ血液の巡りを悪くすることで肩こりを発症させやすくしてしまいます。

 

つまり緊張やストレスが溜まりやすい生活というのは、肩こりと高血圧を引き起こしやすい生活でもあります。

 

 

このように肥満を引き起こしたり、多量の喫煙や飲酒をする習慣だったり、ストレスをため込んでしまうような日常生活では、高血圧と同時に肩こりを発症させてしまう恐れがあるということです。

 

 

まとめ

高血圧で方の中には肩こり持ちだという人も少なくはありません。

 

なので高血圧は肩こりの原因になるの?と、疑問に思われている人もいるかもしれませんが、基本的には高血圧では肩こりが起こるとは考えにくいです。

 

ですが反対に肩こりや首の重たさを感じることによって、血圧を高めてしまうことはあり得ます。

 

そして高血圧を引き起こす要因となる、肥満や多量の飲酒・喫煙、ストレスをため込むような生活習慣は、肩こりを引き起こす原因にもなるため、肩こりと高血圧の両方が同時に出てしまうことが珍しくありません。

 

言い換えれば、肩こりと高血圧の両方がある方は、上記のような生活習慣から見直すことが改善のポイントになるということでもあります。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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