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肩こりの自覚はないけど肩が固いと言われる

 

肩こりの自覚はないけど肩が固いと言われる

 

自覚はないけど肩が固くてこってる奈良県御所市の女性

自分では肩こりを自覚してはないけれど、美容室などに行くとすごく肩がこってますねって言われるけれど、私の肩ってそんなに硬くなっているの?と、疑問を感じていませんか?

 

肩こりを感じない方の中には、本人には「こり」の自覚がないのに、触ってみるとすごく肩がはって硬いなんて人がたまにいらっしゃいます。

 

周りからは明らかに肩が硬くなっているといわれるに、自分ではどうして肩こりの自覚がないのか?今回はその理由などについてお伝えしていきます。

 

 

なぜ自分では肩こりを認識できない?

そもそも「肩こり」と言うのは、肩やその周辺の筋肉が主観的に詰まったような、こわばった感じや不快感・こり感・重苦しさや痛みにいたる症候の総称です。

 

つまり高血圧のように数値が決まっているわけでなく、肝臓疾患のように血液中の何かの数値がとびぬけて高まるわけでもなく、あくまでその人の主観であるため、個人個人によって感じ方に差が出やすい症候であるといえます。

 

なので自分自身では例え肩周りの筋肉が硬くこわばっていたとしても、それほど肩こりを感じない…なんて事が出てくるんです。

 

ですが主観とは言え、肩こりをなぜ自覚できないのか?ここからは肩こりを認識できない理由についてお伝えしていきます。

 

●肩以外にもっと辛い部分がある

肩こりを自覚できない理由として、肩以外にもっと辛い部分があるからという時があります。

 

例えば腰に強い痛みを普段から感じていたり、手先が痺れてダル重くなっていたり、肩以外に辛く感じる部分があると意識がその辛い部位にばかりいってしまい、それと比べるとマシである肩の筋肉の緊張を自覚しにくくなってしまうんです。

 

●体の痛みや辛さに鈍感

先ほどのお伝えしたように痛みやこりなどはあくまで主観であるため、痛みやこりの感じ方というのは人によって千差万別です。

 

もちろん痛みに敏感な人もいれば、中には痛みやつらさに耐性がある人もいらっしゃり、この場合は肩こりの自覚がないということもあるようです。

 

●仕事や将来の事など他に気になることがある

先ほどの肩以外にもっと辛い部分があるというのと似ていますが、他の事に意識が向いてしまい、肩こりを認識できなくなるというのは、別に身体の痛みに限ったことではありません。

 

それこそ毎日の仕事の事や、子育て、人間関係など明らかに意識がそちらに向くものがある時には肩がいくら硬くなっていても肩こりを感じない事があります。

 

●慢性化して痛みに慣れてしまった

人の体には慣れと言うものがあります。慢性的な肩こりが長く続いていると、肩周辺の筋肉が張ったりこり固まったりした状態に慣れてしまって、その状態がさも当たり前であったかのように、不快と感じられなくなってしまうこともあります。

 

●実はそれほど硬くない

自分自身で肩こりを感じないのに肩が硬いと気づくのは多くの場合、他人に言われてだと思いますが、その場合実はそれほど肩がこった状態でない時があります。

 

「肩がこってますね」なんて言われることが多いのは美容室やマッサージ店だと思いますが、正直それほど肩がこっていなかったとしてもなかなか店側としては「肩がふにゃふにゃでうらやましいですね」なんてことは言いにくいからです。

 

これはたぶん「肩がこっている=肩がこるほど頑張っている」「肩がふにゃふにゃ=筋肉がこるほど普段体を酷使していない」というイメージを持たれている方が店側、お客側どちらにも多いためだと推測できます。

 

もちろん実際に肩がこっている人もいますし、こってなければそんなことは言わないなんて人もいるでしょうが、美容室などで肩がこっていると言われて当店に来店された方の一定数はそれほど筋肉が硬くこわばっていない事があるんです。

 

 

肩こりは認識できないほうが得?

上記の理由の一番最後のモノは別としてその他の場合、でも辛いこりを感じないのであればそれはそれで良いことなんじゃないの?と思う方がいるかもしれません。

 

確かに痛みやこりといった感覚は不快であるため、自覚しないほうがよさそうに思えるかもしれませんが、決してそんなことはなく、ある種の異常な状態であると言うことを認識してください。

 

 

肩こりは何のために感じるの?

自覚はないけど肩が固くてこってる奈良県葛城市の男性

と言うのも「肩がこった」と感じることは、肩の異常を脳に伝えるための信号なんです。

 

この信号のおかげで問題が起きていることを、認識し自覚することができるのです。

 

そしてその自覚できたことで、肩の異常を改善しようと努めたり、生活を見直したり、かばって使用する頻度を少なくすることができます。

 

これが認識できなければ、異常を起こした部分をそのままほったらかしにしたま生活することになるため、いつまでたっても硬くなった肩はそのままで、どんどん悪化していくことになります。

 

その時には肩こりを感じていなかったとしても、さらに肩こりが悪化した時にそれを認識できるようになることは多々あり、たかが肩こりと思われているかもしれませんが、人によっては肩こりによってめまいや頭痛、吐き気、腕のしびれといった深刻な症状が現れてしまう場合もあります。

 

そしてそれほど悪化下した状態になってしまっていては、すぐに改善できるわけもなく、治るまでにかなりの時間を要してしまいます。

 

肩こりと言うのは、あくまで体があなたに異常を知らせるための手段であって、自覚しなければその方がいいなんて単純な事ではないと言うことです。

 

 

肩こりは悪いものでなく、悪いのは体の状態

肩がこる、肩が重たいというのはあまり心地いいものではありませんが、上記のように肩こりと言うのはあくまであなたに異常を自覚させるための信号であるため悪いものではありません。

 

悪いのは、肩こりを感じる(感じなくともこわばった)肩周辺の筋肉の状態と、それをを作り出す原因です。

 

体はあなたに肩こりという信号を通じて、今の体の状態や生活習慣は問題ですよと教えてくれているのです。

 

もちろん肩こりの原因や肩周辺を硬くしてしまう生活習慣は多々あるため、ここですべては語りつくせないのでこのブログの他の記事などを参考にしてみてください。

 

大切なのは体からの信号をきちんと受け取り、それに対してきちんと対策をとることです。そうすることでさらに症状が悪化してしまう前に体を整えることができるのです。

 

 

まとめ

肩こりを自覚してはないけれど、周りの人にすごくこっていると言われることがある…という人はいらっしゃるでしょう。

 

これは、肩以外にもっと辛い部分があったり、身体の痛みに鈍感であったり、強く不安に感じていることがあったり、慢性化して慣れてしまっているからです。

(中には実はそれほど肩こりはないけれど、周りが大げさに言っている場合もわずかにありますが)

 

だからと言って、肩こりは苦痛だし感じないほうがいいのか?って言うとそんな事は決してありません。

 

肩こりと言うのは体があなたに異常を自覚してもらうために発している信号だからです。

 

その信号を受け取るのが遅れてしまうと、それだけ症状や体の状態は悪化してしまうんです。

 

そしてその信号を受け取った時には、無視するのでなくしっかり答えようと努めてくださいね。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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