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肩こり・腰痛を治すために知るべき体の構造上の弱点

 

肩こり・腰痛を治すために知るべき

体の構造上の弱点

 

腰痛と肩こりに悩む奈良県大和高田市の男性

腰痛や肩こりで悩んでいる人の中には、腰痛や肩こりは人が進化し二足歩行をおこうようになった宿命だなんて事を耳にしたことがあるかもしれませんね。

 

これは背骨の役割が梁から大黒柱へ、横のものが縦になる大きな変化をとげ、骨盤の上に重い上半身が乗っているという不安定な構造になってしまたっため、結果的にすぐ上にあって上半身を支えている腰への負担が大きくなった。

 

四足歩行の時には地面と接していた腕が、直立して歩くようになってから、腕が肩からぶら下がるようになり、首や肩に大きな負担がかかるようになった。

 

こういった理由から二足歩行の宿命なんて事が言われることがあるんです。

そして実際に人の骨格は構造上不安定な部分がいくつか存在しています。

 

今回はそういった構造的に不安定な部分、つまり弱点ともいえる部分の事をお伝えしていきます。

というのも、まずは腰痛や肩こりを改善していくにも、そもそも自分の事を知っていないと、対策のたてようや気の付けようがないからです。

 

 

骨盤の位置

骨盤は2本の足の上に左右の股関節のみで関節を作りつながっています。また、その上には長い背骨をのせています。

肩こり腰痛のひどい奈良県御所市の女性

そして股関節の部分は、上の図のように足の骨の頭の部分をスッポリとではなく、少しだけ上にかぶさったような限りなく不安定な形で接続されているんです。

 

このような不安定な状態でも、上半身を足と骨盤だけで支えられるようにするために骨盤周囲には太ももの筋肉、お尻の筋肉、腹筋・背筋など大きな筋肉があり、それらによって支えられています。

 

つまり言い換えれば、お尻の筋肉や腹筋、背筋などのバランスがとれていて使えていなければ、その不安定さから腰に負担がかかり腰痛を発症しやすくなったり、姿勢が崩れて背中が丸まったりして肩こりを発生しやすくなるんです。

 

なので骨盤を安定させ腰痛や肩こりを予防するためにはお尻やお腹の筋肉、背中の筋肉、足の筋肉を使う必要があり、普段からケアしておく必要があることがわかると思います。

 

 

肋骨の存在

肋骨は背骨から前に向かって張り出しています。当然背中側は平らにちかくなっています。つまり支点が身体のより後ろによっているのです。

腰痛の奈良県御所市の男性

上の図のように肋骨が前に張り出していて、図の赤でマークした部分(腹腔)の部分には支える骨がありません。

これはつまり、腹腔の部分を補うために腹筋がしっかり働いていなければ、肋骨の前に張り出した部分が重みで下がってくるということです。

 

そして多くの人は楽が出来る方法を常に探しているため、腹筋を働かせずに猫背になる事を選んだり、お腹を突き出して背骨を身体の中心に近づけ反り腰になったりすることにより、腰痛や肩こりが発症しやすくなります。

 

なのできちんとした腰痛や肩こりになりにくい本来の骨格の状態を保つためには、普段から腹筋を使いお腹に力を入れる必要があるということです。

 

 

不安定な肩甲骨

肩甲骨もとても不安定な構造をしており、下の写真を見ていただくと肋骨の上にあり、肋骨と関節を一応なしていますが、それをボルトのようにしっかりと動かないように固定しているものはなく、肋骨とひっついているわけでもなく、肋骨の上をすべるように動きます。

 

そして上半身としっかり関節をなして接続しているのは鎖骨との小さい関節だけなんです。

奈良県葛城市の肩こり女性

そんな不安定な状態で腕の骨と関節を作り接続し、腕を支えています。

 

そして不安定な肩甲骨と肩関節を安定させる為に、肩甲骨周囲の筋肉がその役割を担っていてくれています。

 

つまり肩甲骨周囲の筋肉はただでさえ普段から肩甲骨と肩関節安定させるために働いており、手先を使うときなどはさらに肩甲骨が動かないよう安定させようと過剰に緊張し働いてくれます。

 

何もしなくても肩周囲の筋肉というのは疲労しやすく硬くなりやい構造になっており、普段からケアしてあげないと肩こりが発生しやすいのは当然ともいえます。

 

 

頭の重さ

頭もまた背骨の上にのっかっただけの不安定な構造と言えます。

とはいえ、重力のおかげできちんと背骨の上にのっかっていれば上から下にかかる重力で安定感が増すともいえます。

 

言い換えれば頭の位置が前などにいってしまうと、とたんに重力は頭を落とすために働くといえます。

ストレートネックに悩む奈良県御所市の女性

上の左のイラストのように、頭の位置が前に飛び出してしまうと、頭を落とさないために首肩周囲の筋肉を過剰に緊張させ、頭を支え肩こりが発症しやすくなります。

 

つまり、普段から頭をきちんと背骨の上に持ってこれるように背骨のカーブを保つ必要があるということです。

 

 

まとめ

人の体は構造的に上記のような部分がもともと不安定な作りになっています。

 

そして2足歩行を行うようになり、人は両手を自由に使えるようになった事と引き換えに、猫背になりやすく、肩こり・腰痛を抱えやすくなるという宿命を背負ったと言えます。

 

 だからといってすべての人が肩こりや腰痛に悩まされるわけではありませんし、実際に肩こりや腰痛知らずの人はいます。

 

上記でお伝えした不安定な構造の部分を知って、それを補うようにきちんと体を使うことで肩こりや腰痛の改善に役立ちますので参考にしてみてください。

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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