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首が痛くて腕がしびれる原因とは

 

首が痛くて腕がしびれる原因とは

 

首が痛くて腕がしびれる奈良県御所市の女性

肩こりや首の痛みを感じることがあったけれど、最近は腕まで痺れることがあってこれってただの肩や首のコリが原因じゃないのかな…と疑問に思っていませんか?

 

首痛をほったらかしておくとだんだん腕まで痺れてきた…という方は少なくありません。

 

首の痛みならば「こり」の問題かな?と思うかもしれませんが、腕まで痺れてくると何か大きな病気じゃないのか?と心配になりますよね。

 

そこで今回は首が痛くて腕の痺れまで出てくる原因についてお伝えしていきます。

 

 

脳の問題で腕まで痺れる

首の痛みと共に腕まで痺れる原因に脳梗塞や一過性脳虚血、脳出血など脳の問題があります。

 

脳梗塞になると脳に栄養と酸素が足りないため、他から脳に栄養と酸素を取り入れようとします。その結果肩から首の筋肉にコリや痛みを出すことがあるからです。

 

そして脳梗塞や一過性脳虚血などで脳への血液循環が妨げられた場合、その部分 の組織機能が停止するため、麻痺や痺れなどの症状が現われます。

 

他にも脳腫瘍や高血圧による脳浮腫などによっても同じような首の痛みや腕の痺れといった症状がみられることもあります。

 

そのため首の痛みや腕の痺れと同時に、ろれつが回らなくなったり、視野が半分になってしまったり、お箸など物を落とすようになったり、こういった症状が同時に見られる場合は一度病院で検査してもらうことをお勧めします。

 

 

頚椎の問題で腕まで痺れる

脳の問題よりも圧倒的に多い、首痛と腕の痺れが出る原因は頚椎の問題です。

 

頚椎の骨の変形や靭帯の肥厚、椎間板の突出などで首を通る神経を圧迫することで首の痛みがでたり、首の神経からつながる腕に痺れを起こしてしまうことがあります。

 

その頚椎の問題で多いのは頚椎症と頚椎ヘルニアと呼ばれる症状です。

 

頚椎症

首は頚椎と呼ばれる7つの骨によって形成されていて、加齢や日常生活の習慣によって頚椎に負担がかかることで椎間板の変性や頚椎周囲の靭帯が肥厚し厚く硬くなることなどにより、頚椎の神経を圧迫し首の痛みや肩甲骨付近の痛み、腕や手にかけて痛みやしびれなどの症状を発症したものを総称し頚椎症と呼んでいます。

 

障害される部位により、頚椎症性脊髄症、頚椎症性神経根症と呼ばれることもあります。

 

頚椎ヘルニア

首の七つの骨の間にはそれぞれ椎間板と呼ばれるクッションが存在しています。

 

このクッションが加齢や日常生活の習慣によって首に負担がかかることで潰され、頚椎を通る神経を圧迫し、首の痛みや腕や手にかけての痺れや痛みを発症させるものを頚椎ヘルニアと呼びます。

 

 

頚椎症や頚椎ヘルニアは徒手検査である程度その有無を確認することはできますが、はっきりとした診断をするためには、MRIなどの検査を行う必要があります。

 

もちろんただの首こり・肩こりではないため、専用の治療を行っていく必要がありますが、病院では手術するほどの症状でない場合、牽引と薬で様子を見るだけということが非常に多く、思うように首の痛みや腕の痺れが改善していかないことも多々あります。

 

これは頚椎症や頚椎ヘルニアになるほどの負担が頚部に積み重なってしまうのは、正常であれば形成される首の骨が作るカーブが減少してしまってクッションの役割をはたせなくなったり、首や肩の筋肉の緊張でボーリング程の重たさがある頭を筋肉が支えきれなくなりその負担が頚椎や椎間板にかかるためであるため、痛み止めによるその場しのぎや首だけを牽引するのでなく、首のカーブを作り首や肩の緊張を和らげるために体全体のバランス等から整えていく必要があるからです。

 

 

胸郭出口症候群によるもの

首痛や腕の痺れがあり、検査を受けたものの頚椎にも特に問題が見られない場合、頚椎症や頚椎ヘルニアと同じくらい原因となるのが胸郭出口症候群です。

 

胸郭出口症候群というのは、頚部から出た神経は腕や手先までつながっていますがその頚部から腕に行くまでの途中、何か所か通り道が狭いところがあり、その部分で腕に走る血管や神経が圧迫され肩から腕・手に痛みや痺れなどの症状を発症する総称をいいます。

首痛と腕の痺れの原因

上のイラストの赤丸の部分で神経や血管が圧迫されやすく、圧迫される部分によって斜角筋症候群・肋鎖症候群・小胸筋症候群と呼ばれます。

 

そして胸郭出口症候群を発症する要因として首の筋肉の緊張が大きく関わっているため首に痛みを出すことも多いのです。

 

胸郭出口症候群は骨が変形して起こっていることは非常に稀で、筋肉が緊張し固くなって骨を引っ張ったり、通り道をふさいだりして起こっていることがほとんどです。

 

筋肉の問題によって起こっていることがほとんどであるため、病院のレントゲンだけではなかなか診断が難しく、とくに異常なしと言われるケースも少なくありません。

 

胸郭出口症候群によって起こった首痛や腕の痺れを改善するためには、筋肉の問題によって発症しているので、薬や牽引といったものだけでは治らないことも少なくなく、強いマッサージでグイグイ揉んでもらうとその時はましでも後にマッサージによって傷ついた筋肉がさらに固く緊張し悪化してしまうこともあるため、きちんと知識を有する整体等の専門家に見てもらうことが有効であると考えられます。

 

 

まとめ

首に痛みがあって腕まで痺れる場合、ただの肩こりや首こりでなく何か多きな病気でないか心配されると思います。

 

首痛や腕の痺れは脳梗塞や脳出血、脳腫瘍等、脳の問題によってもおこることがあるため、ろれつが回らなかったり視野が狭くなったりそれ以外の症状が見られる時には病院で検査する必要があると考えられます。

 

ですがそれよりも圧倒的に多いのが、頚椎症や頚椎ヘルニアなどの頚椎の問題です。

 

またそれと同じくらい首痛と腕の痺れの原因でよく見かけるのが、胸郭出口症候群によるものです。

 

頚椎の問題にしても、胸郭出口症候群にしてもただのコリによるものではないため、しっかり専門家のもとで改善していってくださいね。

 

その時、病院では牽引と薬だけということが少なくないため、病院だけに選択肢を狭めてしまうとなかなか思うように改善しないことが多々あります。

 

なのでHPなどでしっかり確認したうえで、そういった知識のある専門家の方に見ていただくのも一つの方法だと考えられます。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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