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骨に異常なし、でも座っていると腰が痛い原因

 

骨に異常なし、でも座っていると

腰が痛い原因

 

仕事の関係でどうしても座っている事が多く、普段立っていたり歩いたりするのは全然平気だけど、座っているとだんだんと腰が痛くなってきて病院へ行ってレントゲンを撮ったが「骨には異常なし」と言われ、これといってはっきりした病名もく…と、悩んでいませんか?

 

デスクワークなど日常生活で座ることが多い方の中には、座っていると腰がい痛くなってくる…という方は少なくありません。

 

だからどうにかしたいと思って病院へ行ったのに、「骨に異常はありません」そういわれたらどうしようもないし、それじゃあこの腰の痛みは何なの?ってことですよね。

 

こういった方は少なくなくて、当店にも同じような悩みで来られる方がいます。

 

今回はそんな骨に異常がないのに、座っていると痛くなる腰の原因とその対処法についてお伝えしていきます。

 

 

座っているのは体に負担が少ないという勘違い

座っていると腰痛

これね、結構そう思っている人も多いんですが、

座っていると体をそれほど動かさないし、立つのと違って足も使わない、動いているよりリラックスできるのでどうしても体にかかる負担が少ないように思っていませんか?

 

ですが実際は違うんです。

 

確かにエネルギーを使う量で考えると、動いているよりも圧倒的に少ないので(消費するカロリーが少ない)脳は楽だと感じます。

 

ただ、特に腰にかかる負担だけを見た場合は立っているときが100だとすると、座っているときは140もの負担が腰にかかってくるんです。

 

ここから姿勢が悪く猫背などになった場合は腰にかかる負担はさらに増します。

 

つまり座っている方が立って作業しているよりも腰に負担がかかり、あなたはそんな負担のかかることを毎日続けていることになるんです。

 

 

痛みの正体は腰周辺の筋肉

座っていると腰の痛い女性

レントゲンで異常がないと言われ、さらに普段の生活では座っているとき以外に痛みを感じないのであれば、その痛みを出しているのはほとんどの場合、腰周辺の筋肉です。

 

先ほどお伝えしたような座っていて腰にかかる負担を最も受け止めてくれるのは、腰の骨ではなく腰周辺の筋肉なんです。

 

そして腰の筋肉に負担がかかるとその筋肉はだんだんと硬くわずかですが腫れて行き、そうなると筋肉の中を通る血管が圧迫され血液循環がわるくなってしまいます。

 

血液はしっかりめぐる事で腰周辺の筋肉に酸素や栄養を運び、いらなくなった老廃物や疲労物質を取り除いてくれてるんですが、

その血液のめぐりが悪くなる事で栄養が酸素が腰周辺の筋肉に行かなくなり、老廃物や疲労物質がその場にたまり、それが神経を刺激して痛みを出します。

 

また栄養が回ってこないということは、回復力が低下することでもあるため、負担がかかって傷ついた筋肉がそのまま、また長時間座ることで新たな傷を作り、それによってどんどん腰痛が出やすい体になっていくんです。

 

このように骨に異常がないのに座っていると腰が痛いのは、腰の骨ではなく腰周辺の筋肉が出しているんです。

 

 

ほとんどの場合「体を動かさなすぎて」腰痛がでている

痛みを出しているのは腰周辺の筋肉ですが、その腰周辺の筋肉が硬くなる原因の多くは体を動かさなすぎることです。

 

本来筋肉は伸び縮みすることでしっかり血液がめぐり、また動くことで常に同じ筋肉ばかりに負担のかかるのを防いでいます。

 

それが座ることを続けるということは、腰周辺の同じ筋肉ばかりに負担がかかってしまうわけです。

 

 

でも今までは座っていても痛くなかった…

「でも今までは座っていても腰が痛くならなかった」、たまにこう言う方もいるんですが、簡単に結論から言うと、腰の筋肉が限界を超えたわけですね。

 

腰の筋肉も硬くなったらそのままなわけではなく、歩いたり寝たりといった事で柔軟性を取り戻し回復します。

 

これが単純に言うと、一日の腰の筋肉にかかる負担が一日の腰の筋肉が回復できる量を超えると疲労が蓄積されますよね。もちろん腰自体にも許容範囲がありすぐに痛みがでるわけではありませんが、その疲労が蓄積し許容範囲を超えると痛みという形で出てきます。

 

これも単純な足し算ではなく、例えば食べすぎた後や体重が増えたら腰にかかる負担は増えますし、睡眠時間が短ければ回復できる量も減ります、また年齢とともに筋肉の量が落ちれば負担は増えてしまいます。

 

体は常に同じではありません。体調という言葉があるように一見外見は同じようでも、その日によって、その時によって状態が違うんです。

 

これが今までは大丈夫だったのに、同じ生活をしていても痛みが出る理由です。

 

 

 

と、ここまで病院では異常なしと言われたけど座っていると腰が痛くなる理由やその正体まで書いてきましたが、

それじゃあどうすればいいの?って話ですよね。ここからはその対策に付いて書いていきますね。

 

座っている時の姿勢を見直す

先ほど書いたように、猫背になってしまったり悪い姿勢で座ってしまうと、同じ座っている状態でも姿勢を正している時と比べ、腰にかかる負担は増えてしまいます。

 

なのでやはり姿勢を見直すことは大切です。

 

座るときの姿勢のポイントとしては、

写真のように、言い方は「坐骨座り」「仙骨を起こす」「腰を立てる」など色々ありますが、赤の矢印の後や前に傾かないよう骨盤を立てて座る事です。

 

上の写真でもわかるように、骨盤は背骨を支える土台となる部分です。

 

この骨盤が前や後ろ、左右に傾いて座ってしまうと、背骨もバランスをとるために本来の形を崩してしまい、そのために腰の筋肉にかかる負担が増すからです。

 

 

イスやデスクの高さを見直す

これも姿勢にかかわってくることなんですが、いくら姿勢を正そうとしてもイスやデスクの高さがあっていないと正しく座れません。

 

椅子やデスクの高さの理想は基本的に、膝の角度が直角前後で膝とお尻の高さがほとんど同じくらいです。

 

さらに床に足がしっかりついて、足を自分で支えられるようにしてください。

 

仕事の環境だとなかなかイスやデスクをすぐに交換というわけにはいかないでしょうが、足元に台を置いたり、お尻にクッションを挟んだり、机の下に台を置いたりといったことで調整してみてください。

 

 

とにかく体を動かす

いくら姿勢に気を付けて、机やイスの高さを調節しても、同じ姿勢が続けば同じ腰の筋肉に負担がかかって痛みがでてしまいます。

 

なので体を動かすことを意識してください。

 

その際のポイントはまとめてではなくて、こまめに動かすことです。

 

30分から1時間、できればそれより短くても腰が少し固まってきたなと感じた時は数十秒でもいいので軽くその場でストレッチをして身体を動かしたり、トイレ休憩でもいいので少し歩いたり、身体を動かす時間をとってあげてください。

 

座ったままで体を動かすだけでも効果はありますが、

座っていて腰が痛くなるのは、腰の筋肉だけが固まっているわけではありません。一緒に体を支えてくれるお尻や太もも、足や背筋などの筋肉も腰の筋肉にかかる負担を分散するのに働いてくれています。

 

なのでできれば、立ち上がって体を動かすことでそういった腰以外の筋肉も伸び縮みすることができます。

 

 

骨に異常はないと言われて立っていたり歩いたりは平気だけど、座っていると腰がいたくなるといった方は参考にしてもらえればと思います。

 

 

まとめ

座っていると腰が痛くなってくる方の中には、病院で検査してもらったけれど特に骨には異常がなかった…なんて人も少なくないでしょう。

 

それじゃあ腰痛の原因は何なんだ?ってことになりますが、ほとんどの場合筋肉の問題です。

 

姿勢の悪さや体を動かすことが少ないことで、筋肉の柔軟性がなくなり硬くなってしまい、それによって座っていると痛みを出してしまうんです。

 

今までは痛くなかったのに…なんて人もいるでしょうが、簡単に言えば今までの積み重ねで筋肉が痛みを出してしまうくらい限界を超えてしまったんです。

 

そしてそんな骨に異常はないけれど座っていると出る腰痛を治すために、普段からの座る姿勢を意識し、きちんと自分の伸長しあった椅子を準備し、体を定期的に動かすことが大切です。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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