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腰痛なのに押しても触っても痛くないのはなぜ?

 

腰痛なのに押しても触っても

痛くないのはなぜ?

 

腰を押しても触っても痛くない男性

「普段の生活で腰には鈍い痛みがあるに、マッサージへ行ったり整骨院で腰を押してもらっても痛くないし、あまり気持ちよくもない…これってどうしてなの?」と、疑問に思っていませんか?

 

日常生活で腰に鈍い痛みがある方の中には、その痛みのある部分を押したり触っても特に痛みも何も感じないなんて方もいらっしゃいます。

 

一般的に考えると、腰痛のあるところは硬くなっていて、押したりもんだりすると気持ちよさそうなものなのに…これってどうしてなのか?今回は腰痛なのに腰を押しても痛みも感じない理由についてお伝えしていきます。

 

 

内臓の問題で腰痛が出ている

腰痛もちなのに腰を押さえても触っても痛くないし何も感じない理由は幾つか考えられますが、その一つに内臓の問題によって腰痛が出ていることがあります。

 

内臓の問題なのに腰に痛みが出るの?と思われるかもしれませんが、内臓の問題はその臓器だけが痛むのではなく、「関連痛」と言われる体の表面の特定の部位に痛みを出すこともあるんです。

 

これは臓器に起こった病気の情報は、脊髄を介して脳へ伝わります。

ただ脊髄は臓器だけでなく皮膚や筋肉などの神経も支配しているため、胃や心臓、胆のうなどの神経と、腰や背中の神経が脳へ行く途中の脊髄で情報をやりとりする中でこんがらがって、脳が誤って内臓の痛みを腰背で起きたと受け取ってしまうことがあるからです。

 

腰に鈍い痛みを出す物としては、腎臓や肝臓・十二指腸・膵臓などの臓器の問題があります。

 

肝炎や十二指腸潰瘍、腎盂腎炎などこれら臓器の問題が原因で腰に痛みが出ている場合、腰自体に問題があるわけではないので腰をいくら押しても触っても痛くないことがあるんです。

 

動いても動かなくても一定の痛みが常に腰にある場合、発熱や吐き気・下痢を伴う場合、顔や足にむくみが出ている場合、お腹を押さえてみると強い圧痛がある場合など、腰痛だけでなくこういった症状が見られるときには病院で一度検査を受けることをお勧めします。

 

 

内臓が病気でなくても腰痛がでることも

また明らかな癌や潰瘍などの内臓の病気でなく、内臓の過労や疲労によっても腰痛が出ることがあります。

 

内臓が疲労などにより弱ってしまったり、軽い炎症で肥大してしまうと内臓が固くなってしまいます。それによって腰部の筋肉が圧迫されてしまい血液の流れが悪くなってしまうと腰痛を発症してしまうことがあるんです。

 

もちろんこのような内臓の不調で腰痛が出ている場合、腰の筋肉も多少は硬くなってはいるものの、腰自体に問題があるわけではないので押しても触ってもあまり痛みを感じないときがあります。

 

腰痛があるときに、暴飲暴食やストレスをため込んでいたり、睡眠時間が減ってしまっている時には内臓の不調が原因の時があるので疑ってみてください。

 

 

便秘によって腰痛がでいる

腰痛に悩む奈良県御所市の男性

便秘によっても腰痛があるのに腰を押さえても触っても痛くないといった症状を見ることがあります。

 

便秘と腰痛って関係あるの?って思われるかもしれませんが、便秘が慢性化してしまうと、腸内に便と便から発生されたガスが溜まっていき、腸を膨張させてしまいます。

 

腸が膨張するとその周辺の器官や血管、神経などを圧迫してしまい、それが血液循環の悪化などを引き起こし、血液循環が悪化するとその場所には疲労物質が溜まりそれが神経を刺激して痛みを感じます。

 

このように便秘で腸が膨張し腰痛が出ている時には、腰自体に問題があるわけではないので、押しても触ってもそれほど痛みがないんです。

 

 

マッサージを頻繁に受けている

内臓の問題だけでなくマッサージなどを頻繁に受けている方も、腰痛の時に腰を押しても触っても痛みをあまり感じられない方がいらっしゃいます。

 

マッサージを頻繁に受けて、グイグイと腰の筋肉を押して強い刺激を与えていると筋繊維を傷めてしまってその部分の筋肉にかさぶたのようなものが出来ます、これを筋肉の線維化と呼ぶのですがそうなうと神経がその強い刺激に慣れてしまい、神経が麻痺して感覚が鈍くなってしまいます。

 

この場合腰の筋肉は触ると硬くなっているものの、感覚が鈍ってしまっているので、それまでよりも弱い力で多少押されたり触られても痛みをほとんど感じなくなってしまいます。

 

マッサージで腰痛が治らないと言われることがあるのは、このようなことがあるからです。

 

なのでこのような時にはさらに強い力でマッサージを受けるほど悪循環に陥るので、腰痛を治すためにはもっと根本的な原因それこそ姿勢や体のバランスなどから改善していくことが必要となります。

 

 

問題が腰にない

他にも腰自体に硬結があるのではなく、それ以外の部分に硬結がありその結果腰痛を感じているときにも、腰を押しても触っても痛みを感じないことがあります。

 

筋肉に負荷がかかるとその部分は硬くなりしこりのようになります。

 

この簡単に言えばこりの最も強い部分をトリガーポイントと呼んだりしますが、このしこりの部分を押さえれば強い痛みを感じます。

 

このトリガーポイントの厄介なところは、しこりのある部分にだけ痛みを出すのではなく、内臓の問題のところでお伝えした関連痛のように遠くの方へ痛みを放散させます。

 

これによって腰自体にしこりがなくても、周囲のトリガーポイントで腰痛が引き起こされることがあり、この場合腰痛の原因は腰にあるわけではないため腰を押しても触っても痛みを感じないことがあるんです。

 

よく見られることがあるのが、お尻のしこりや腰よりやや上方にあるしこりによって腰痛が出ていることです。

 

この場合、いくら腰を治療しても原因が他の場所にあるため一向に腰痛は改善していきません。腰痛を治すためには腰に痛みを放散させている根本を治療していく必要があります。

 

 

まとめ

腰痛持ちの方の中には、マッサージなどで腰を押したり触ってもらっても痛みがなく、あまり何も感じないという方もいらっしゃいます。

 

これは内臓の問題や、便秘、トリガーポイントなどによって腰痛が出ている可能性があり、そのため腰自体に問題があるわけでないので押しても触っても痛みがないんです。

 

また頻繁にマッサージを受けているという方は、筋肉が強い刺激になれて線維化してしまい、弱い刺激では神経が鈍っているので痛みを感じなくなっていることがあります。

 

腰痛があるのに腰を押しても触っても痛みを感じないというときには、腰だけの治療を続けるのではなく、腰痛を出している根本の原因を探すようにしてくださいね。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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