腰痛を治すためには今の習慣を
より良いものにする
腰痛や肩こりに悩んでいて何とかしたいけれど、「運動をしたほうがいい」「整体を受けたほうがいい」「マットレスを変えたほうがいい」「ヨガに行くといい」なんていろいろ言われるけれど、結局何をしたらいいの…と、悩んでいませんか?
今は肩こりや腰痛にいいと言われる事やモノがあふれていて、いったい何をしたらいいのかわからなくなる事があると思います。
そして悩んでいるだけで何も行動できないから一向に症状はよくならないといった悪循環に陥っている方も見かけます。
なので今回は、腰痛や肩こりを治すために何から手につけていいのかわからない方へ一つの提案をさせていただきます。迷って迷って結局何もできていないという方は参考にしてみてくださいね。
今のままでは結果は同じ
その前に、そもそも考え方が誤ってしまっていると腰痛にしても肩こりにしても治っていかないので、まずはそこから。
腰痛にしても肩こりにしても長年続いているという方程、自分の考え方や習慣、行動など今のあなたから変えていかなければなりません。
なんせ、今までのあなたの考え方や習慣、行動の結果が今の体の状態なんですから。
まずはこの部分をしっかりわかっておかないと、何をするにしても、どんな方法を行うにしても続きませんので。
今の習慣をよりよいものにする
で、ここからが提案ですが、確かに今は腰痛にいいと言われる事やモノがあふれていますが、まずは今のあなたの習慣をより良いものにしていきませんか?
どういうことか?っていうと、今日から整体に通って、ジムで毎日運動して、マットレスを変えて、荷物はできるだけ持たないようにして、仕事でも座ることを減らしてと、あれもこれも一斉に行えればそれだけあなたの生活が変わるので、腰痛に変化が起こりやすいでしょう。
ですが人は変化を嫌う生き物なので、それだけ一斉に新しい事を付け足そうとしてしまうと大きなストレスになって続かなかったり、結局やる前から嫌になって何にも変化させられない、なんて人が大半でしょう。
ですので、特別な習慣を付け足すのではなく、現在の習慣を専門知識を使ってよりよくしていくという考えをしてみてください。
同じ座る動作でも内容を変える
例えば、座るという動作はたぶんほとんどの方が毎日行う動作でしょう。
その毎日行う座るという動作をより良いものに、簡単に言えば姿勢を正して座るようにしましょうという事になりますが、そのために骨盤はどのようにしたらいいのか?重心の位置は?椅子の高さは?こういった専門知識を使って、同じ事をしているんですが中身を変えてくださいということです。
座り方だけでなくて、歩き方なんかもそうですね。
そうすることで負担がゼロとは言いませんが、あれこれ新しい習慣を付け足すよりも、負担は少なく行動に移せるはずです。
少しずつ付け足していく
そのなかで、必要なモノがあれば付け足していけばいいと考えています。
例えば正しく座るためにクッションが必要だと思うのであれば購入してみたり、整体に通って体の歪みを整えることが必要であると思うなら通ってみればいいですし、筋肉が必要だと感じるなら毎日歩くようにすればいいですし。
腰痛や肩こりを治そうと思うと、情報の幅がかなり大きくなってしまいますが、座り方を正すと考えると情報もかなり絞れるはずです。
もし仮に運動をしたり整体に通ったりと新しい習慣を取り入れることになっても、腰痛や肩こりを治すといったイメージしにくい目的ではなく、体の歪みをなくすや筋肉をつけるといった具体的な目的がわかるのでハードルが下がるはずです。
そうやって行動に移している内に、最初はあれもこれもしないといけない…と重く感じていた生活に、いつの間にか近づいて行っていることでしょう。
そうなれば肩こりや腰痛にも当然変化が表れてきます。
まとめ
腰痛や肩こりを治そうと思うと、今までの考え方や習慣、行動、日常生活を変えていく必要があります。
ですがあれもこれもといきなり新しい習慣をいくつも取り入れるのはストレスに感じるでしょうし、抵抗も大きいでしょう。
なのでまずは今のあなたの習慣をより良いものにしていってください。
そうしていくことで、いつの間にか今までのあなたの生活習慣や考え方、行動は大きく変わっていっているはずですので。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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