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なぜ体が硬いと腰痛になりやすい?その理由

 

なぜ体が硬いと腰痛になりやすい?その理由

 

体が硬くて腰痛の奈良県大和高田市の男性

体が硬いと腰痛になりやすい、又は腰痛が治りにくいという事を耳にしたことはありませんか?

 

体が固い人は将来腰痛になりやすいとか、体が固いままだと腰に負担がかかりやすく腰痛が治りにくいとか言われることがありますね。

特によく言われるのが立ったまま前屈した時に手が床につかない人と腰痛の関係についてです。でもこれってどうしてなのか?

 

今回は体の固さと腰痛との関係について、お伝えしていきます。

 

 

どうして手が床につかなくなる?

体が固くて立ったまま前屈した時に手が床につかない原因はいくつかあります。

大まかに分けて言うと、

●足の後面の筋肉が固くなっている

●お尻の筋肉が固くなっている

●股関節の動きが悪くなっている

●背骨の動きが悪くなっている

 

これらが原因で体は固くなってしまい手が床につかなくなってしまうんですが、この上にあげた体の状態と言うのは非常に腰痛が発症しやすい、又は長引きやすい状態でもあるんです。

 

ここからは一つ一つもう少し詳しく腰との関わりについてお伝えしていきます。

 

 

足の後面が固くなっている

これは体の固い方が前屈をされたときに感じると思うんですが、足の後面が突っ張りますよね。

 

つまり足の後面の筋肉が固くなってしまい、しっかり伸びてくれないために、伸ばされると痛みを感じてしまいます。

 

そして足の後面の筋肉と言うのは骨盤までつながっていて、その筋肉が固くなっていると言うことは骨盤を引っ張って歪ませようとする力が働いてしまっているんです。

 

実際に体の固い方で骨盤が足の後面の筋肉に引っ張られて、後ろに傾いてしまっている方はよく見かけます。

体が硬い奈良県御所市の男性

骨盤が後ろに傾いてしまうと、それに続く背骨も骨盤に引っ張られて丸まりやすくなり、腰の筋肉に負担がかかりやすくなるので腰痛が発症しやすくなるんです。

 

また、足の後面の筋肉は歩くときに地面からの衝撃を吸収して腰に衝撃が加わらないように働いてくれています。

これが足の後面の筋肉が固くなってしまうと、一歩一歩吸収しきれなかった床からの衝撃が腰にかかるため、腰の筋肉は疲労しやすく痛みを出しやすくなるんです。

 

 

お尻の筋肉が固くなっている

お尻の筋肉も前屈の時の体の柔らかさと関係があり、骨盤から足の骨へとついていて、固くなることで骨盤を引っ張り前屈を制限し、足の後面の筋肉のように骨盤の歪みを作ります。

 

特に多いのは先ほどと同じような骨盤が後傾した歪みです。

骨盤が後傾することで腰が丸まりやすくなるために腰痛が発症しやすくなります。

 

また骨盤の横のほうにつく中殿筋(下の写真の赤い部分にある筋肉)という筋肉は骨盤を支えて安定させるように働いてくれるんですが、この筋肉が固くなりしっかり本来の働きができなくなると、体が左右ぶれやすくなるために腰に負担がかかり腰痛を発症させやすくもなるんです。

腰痛に悩む奈良県葛城市の男性

 

股関節の動きが悪くなている

前屈して体を前に倒していくためには股関節の柔らかさが非常に大切です。

 

中には前屈と言うのは背骨だけが前に倒れていっていると思っている人もいるかもしれませんが、そうではなく、股関節がしっかり折れ曲がることで体が前に倒れてくれるんです

体が硬くて腰痛の奈良県御所市の男性

股関節と言うのは上の写真のように、円球状の足の骨を軸にその上を骨盤が動くような構造になっています。(反対に骨盤を軸に股関節を動かすこともできますが)

つまり、股関節が固いと言うことは骨盤の動きが悪くなっていると言い換えてもおかしくありません。

 

骨盤の動きが悪くなると、日常生活のあらゆるシーンでその動きの悪さを背骨が代用しようと働いてくれます。

例えば座って靴下を履くとき、本来なら股関節がしっかり曲がって骨盤が動く(前傾する)事で足に手が届きますが、これが股関節が固くなり骨盤の動きが悪くなると、背骨がその骨盤の動きが悪い分をかばって余計に前に曲がります。

そうなれば腰にかかる負担は増えてしまいます。

 

このように骨盤の動きが悪い分を背骨が余計に曲がったり反ったり横に傾いたりなどするために腰に負担が大きくかかり腰痛を発症しやすくなるんです。

 

 

背骨の動きが悪くなている

前屈する時に手が床につかないと言うことは、背骨もしっかり折れ曲がらなくなっているということです。

 

この背骨が折れ曲がりにくくなる要因に起立筋といった背骨に沿った筋肉が固くなってしまっていることがあげられます。

 

この起立筋は荷物をもちあげる時に、上体を安定させるのに働いたり、正しい姿勢を維持するためなどに働いてくれます。

 

なのでこの起立筋が固くなって本来の働きができなくなってしまうと姿勢を維持するのが難しくなったり、腰の部分が丸まりやすくなるために腰痛を発症しやすくなってしまいます。

 

 

まとめ

上記のように体が固くなってしまうと、固くなった筋肉に骨盤が引っ張られて歪んだり、骨盤の動きが悪くなって腰に負担がかかりやすくなったり、正しい姿勢を維持することが難しくなって腰痛を発症しやすくなります。

 

そして体を柔らかく(ここでは前屈について)するために具体的に必要なのは、上記のお尻の筋肉や足の後面の筋肉、起立筋、股関節などを同時に柔らかくしていく必要があると言うことです。

 

前屈で床に手がつかないと言う方は腰痛を発症してしまう前に、普段から柔軟性を付けるよう体をケアしてあげてくださいね。

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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