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肩こりが原因でおこるめまい・ふらつき

 

肩こりが原因でおこるめまい・ふらつき

 

肩こりが原因でめまいふらつきがある奈良県大和高田市の男性

肩こりが以前からあって、最近どうもひどいと感じていたら、めまいやふらつきも出るようになったけれど、これって肩こりが原因なの?それとも何か深刻な病気?と、疑問に思っていませんか?

 

肩こりがひどくなって、肩がキューっと締め付けられるような感覚だけでも気分が悪いのに、そこにめまいやふらつきまで出てしまうと何もできませんよね。

 

実際に肩こりを感じる方の中にはめまいやふらつきを一緒に感じる方も少なくありません。

 

そこで今回は肩こりが原因でめまいやふらつきは起こるのか?病院へ行った方がいいめまいとは?などについてお伝えしていきます。

 

 

肩こりが原因で「めまい」や「ふらつ」きが起こる?

肩こりが原因でめまいやふらつきが起こることがあるのか?なんですが、結論から言ってしまうと、肩こりが原因となってめまいやふらつきが起こることはあります。

 

これは肩こりというのは、血液の巡りが悪くなり筋肉が緊張し硬くなってしまっている状態であり、これがめまいやふらつきに大きく関係します。

 

めまいたふらつきといった症状は平衡感覚の異常によって発生します。

 

人間には頭へ血液を運ぶ血管が2つ存在し、その中の椎骨動脈と言われる血管は首の骨のすぐ近くを走っているので肩や首のコリに影響を受けます。

 

そして椎骨動脈は脳内の脳底動脈へとつながっており、椎骨動脈と脳底動脈を合わせて「椎骨脳底動脈」と言うんですが、これは平衡感覚を司る場所の血液供給を担っています。

 

つまり肩こりによって首の骨の近くを走る椎骨動脈が圧迫されてしまうことで、椎骨脳底動脈の血液の循環に異常が起こり、めまいやふらつきといった症状が発症してしまうことがあります。

 

 

肩こりによって自律神経が乱れて

肩こりの時に硬く緊張しやすく発症に大きく関わる、僧帽筋と呼ばれる首から肩や背中に走る筋肉や、前面の首筋にある胸鎖乳突筋と呼ばれる筋肉は自立神経とも関係が深いと言われています。

 

これらの筋肉が肩こりによって異常に緊張し血液の巡りが悪くなってしまうことで自立神経が乱れると考えられ、自律神経の乱れによって血液の流れが悪くなってしまったり、過剰な水分が体の一部に溜まってしまうことで、めまいやふらつきといった症状が起こると考えられます。

 

このように肩こりが原因でめまいやふらつきといった症状を発症させてしまうことが考えられるんです。

 

 

肩こりからのめまいやふらつきを改善するには

肩こりでめまいとふらつきのある奈良県御所市の男性

それでは肩こりが原因で起こるめまいやふらつきを改善するためにはどうしたらいいのか?なんですが、やはり肩こり自体をどうにかしないといけません。

 

ここからはめまいやふらつきを起こしてしまう肩こりの改善方法についてお伝えしていきます。

 

基本的には一般的によくよくいわれることが多いですが、肩こりを改善するにはそういった当たり前のことが大切であり、これだけすればすぐに良くなるなんて方法はないということです。

 

●姿勢を正す

よくよくいわれることですが、姿勢の悪さは肩こりを非常に起こしやすくなります。

 

これは頭というのは結構重たく、ボーリングぐらいの重たさがあるんですが、首や肩というのは日中はずっとこれだけ重たいモノを支え続けているわけです。

 

つまりそれだけでも常に首や方には負荷がかかり続けているのに、姿勢が悪いことで背骨の本来あるS字カーブが崩れれば、頭の重たさを分散することができず、首や肩にかかる負担がさらに増加してしまいます。

 

また姿勢が悪く頭の位置が前に出てしまうと、それだけで首や肩にかかる負荷は何倍にも増えるといわれています。

 

他にも猫背で肩が丸まってしまうと、肩甲骨が外側に広がり動きが制限されるため、肩甲骨につく筋肉の動きが減ったりうまく働けなくなることで肩こりを起こしやすくなってしまいます。

 

なので普段の生活から背筋を伸ばし、頭の位置や肩が前に出てしまわないよう意識してください。

 

●ストレスをため込まない

ストレス自体が自律神経を乱してしまうため、めまいやふらつきの原因にもなりますし、ストレスで肩こりが悪化してしまうとさらにめまいやふらつきが起こりやすくなってしまいます。

 

普段から趣味の時間を早いうちから確保したり、なんでも一人で悩まず助けを求めてみたり、深呼吸をしてみたり、睡眠時間をしっかりとったり、目の前の物事の見方を変えてみたり、完璧を求めすぎないなんてのもたいせつかもしれません。

 

全くなしで過ごせることなんてないでしょうが、うまい付き合い方を見つけていってください。

 

●目を休める

目は首の筋肉と密接に関係しているため、目が疲労することで首の筋肉や首から肩につながる筋肉も柔軟性を失ってしまいます。

 

最近ではスマホやタブレットなど、ついつい画面を見続けることが増えてしまっているため、目に疲れを感じる時には、こういったモノを使用しない時間を作るのも一つの方法でしょう。

 

他にも睡眠を早い目にとったり、目の周りを優しくマッサージして血液を巡らせるのもいいですね。

 

●食べすぎや飲みすぎに注意する

食べすぎやアルコールの飲みすぎで内臓が疲労してしまうと、それによって自律神経が乱れめまいやふらつきなどが起こりやすくなってしまいます。

 

また胃や肝臓の働かせすぎは肩周りの筋肉の血液の巡りを悪くしたり、アルコールは肩周りの炎症を起こすことがあり肩こりを起こしやすくしてしまいます。

 

普段から食べすぎやアルコールの飲みすぎには注意してくださいね。

 

●ウォーキングを行ってみる

運動不足も肩こりを発症させる大きな原因です。なので普段の生活から運動を習慣にしていくことが大切です。

 

めまいやふらつきが起こりやすくなっている時に、なかなか激しい運動は行えないと思いますので、有酸素運動で全身を動かすことのできる軽いウォーキングなどを行ってみてください。

 

●肩周りのケアを行う

固く緊張しこりを作ってしまっている、肩周りのケアを行うことも大切です。

 

ただしその場合、強いマッサージなどは筋肉を破壊してしまい瘢痕組織が形成されて余計に筋肉が柔軟性をなくすことがあるため注意してください。

 

ここでは肩こりが原因で起こるめまいやふらつきを改善させるケアの方法として、関係が深い胸鎖乳突筋や僧帽筋のストレッチを中心にお伝えします。

 

肩こりが原因のめまいふらつきを改善する方法

まず正面を見まて、そして鎖骨辺りを手で軽く押さえます。

その状態で首を鎖骨を手で押さえている反対の斜め後ろに傾けていきます。
首筋の前外側にツッパリ感を感じたところで15~20秒キープしてください

 

肩こりが原因でめまいやふらつきがある奈良県葛城市の彼女

猫背になったりしないよう上半身を綺麗な姿勢で意識します。両手頭の後ろで組み、背中が丸まらないように注意して首を前に傾けてください。

首にツッパリを感じたところで20秒ほどキープ。

 

肩こりが原因でめまいやふらつきがある奈良県大和高田の女性

片手を背中にまわし、反対の手で頭を持ちその手で斜め前に頭を倒してください。首にツッパリを感じたところで15~20秒キープ。左右交互に行ってください。

 

肩こりが原因のめまいやふらつきを改善する方法
めまいがふらつきが肩こりが原因で起こった時の対処法

両足を肩幅程に開き、つま先は外側にひろげて立ちます。
息を吸いながらゆっくりと両腕を上げ、頭の上で手のひらを合わせます。

そこから息をはきながら、手のひらを外側に向け、ひじを少し後ろに引い腕を胸の位置まで下ろしていき、胸の位置で止めます。

腕を下していく時は、左右の肩甲骨を中央に寄せるよう意識してください。

 

 

病院を受診した方がいいめまいやふらつき

もちろんなんでもかんでも、めまいやふらつきが肩こりから起こるとは言いません。

 

中にはすぐに病院を受診した方がいいと考えられるめまいやふらつきもあります。

 

耳鳴りや難聴など聴力に難があるときや閉塞感を感じるときは、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

 

ふわふわとした浮遊感のあるめまいや、物が二重に見えるとき、ろれつが回らない、手足がしびれたり思うように動かせないときは、脳や脳の血管にトラブルが発生している可能性があり、この場合も即座に病院へ受診することをお勧めします。

 

 

まとめ

慢性的な肩こり持ちの人の中には、肩こりがひどいときにめまいやふらつきを感じる…という人もいるでしょう。

 

とういのも、肩こりが原因となって起こるめまいやふらつきなどの症状があるからです。

 

これは肩こりによって首の近くを走る椎骨動脈がこりによって影響を受けると、平衡感覚に異常をきたすことがあったり、肩こりの時に緊張しやすき僧帽筋や胸鎖乳突筋は自律神経と関係が深く、自律神経が乱れることでめまいやふらつきを起こすことがあるからです。

 

もちろんこういっためまいやふらつきを改善させるためには、肩こりをよくしていく必要があります。

 

ただしなんでもかんでも、めまいやふらつきが肩こりから起こるわけではないので、それ以外に耳が聞こえにくくなったり、手足がうまくなごかない、ろれつが回らないなどの症状がある場合には、速やかに病院へ受診するようにしてください。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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