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腰痛がクセになるのはどうして?

 

腰痛がクセになるのはどうして?

 

腰痛がクセになった奈良県葛城市の男性

30歳をこえたころからちょこちょこ腰痛が起こるようになったけれど、これって腰痛がクセになってしまってるのかな?と、疑問に思っていませんか?

 

腰痛が出ておさまったけれど、また痛くなった…と腰痛を繰り返している人は多いです。

 

「一度腰痛になるとクセになってしまう」なんて言葉を聞いたことのある人もいるでしょう。

 

ですが腰痛は本当にクセになってしまうのか?どうしてそういったことを言われるのか?について考察していきます。

 

 

腰痛はクセになるのか?

実際に腰痛はクセになってしまうのか?確かに一度腰痛を起こしてから、頻繁に腰が痛くなる人は少なくありません。

 

ですが腰痛がクセになるというよりは、クセ(習慣を含む)によって腰痛を起こしてしまっているという方がしっくりきます。

 

これは腰痛というのは何も無いところから勝手に起こっているのではなく、あなたの行動、多くの場合その行動の繰り返しによって起こります。

 

つまり腰痛がクセになって勝手に起こるのではなく、腰痛となる行動や生活スタイルがクセ(習慣)になっているため、何度も繰り返し起こってしまうんです。

 

 

腰痛になった生活や習慣を繰り返す

多くの人が腰痛になったときに、その腰痛を引き起こした生活や習慣を見直すといったことを行いません。

 

つまり腰痛がましになれば、また今までの腰痛を起こしてしまった生活や習慣を同じように繰り返すわけです。

 

同じ行動をとるんですから、同じように腰が痛くなってしまうと言うのは当たり前のことですよね。

 

この腰痛が繰り返し起こるところだけを切り取ってみるため、あたかも勝手に腰痛を繰り返すようになった=クセになったと思うわけです。

 

でも上記のように腰痛がクセになっているのではなく、腰痛を起こした生活や習慣を繰り返しているため、何度も同じように腰痛が発症するんです。

 

この部分をしっかりと理解し、勝手に腰痛を繰り返しているわけでなく、自分自身が腰痛を起こすような生活や習慣をしていることに気が付かなければ、いつまでも腰痛を繰り返し、最終的には痛みが慢性化することだってあります。

 

 

痛みだけをどうにかしようとしない

腰痛がクセになったように繰り返す原因として、もう一つは腰痛の「痛み」だけを治療、または対処しようとすることです。

 

そうではなくもう少し根本的な原因を改善しなければ腰痛を繰り返すことになるんです。

 

痛みだけを治療したり対処するというのは、例えば腰痛が起こった時に湿布だけを貼ったり、痛み止めだけを飲んだり、腰だけを牽引したりマッサージしたりといったことです。

 

これらは痛みだけに焦点を当て、少し言い方が悪いですが「その場しのぎ」の方法で何とかしようとするので、それで腰痛がましになっても、また痛みを繰り返してしまうわけです。

 

そうではなく多くの腰痛を発症させた人は、体が腰痛を引き起こしやすい状態になってしまっているため、その腰痛を引き起こしやすくなっている体を整えていく必要があるんです。

 

腰痛を引き起こしやすい体の状態というのは、例えばよく言われることのある骨盤の歪みや腰椎のカーブの増強、または減少といったモノです。

 

もう少し詳しく腰椎のカーブの減少を掘り下げると、腰の骨(腰椎)は5つの骨が積み重なってできています。本来であればその5つの骨は重なり合って前弯のカーブを描いています。

 

これが骨盤が後傾してしまうと、その前弯のカーブが消失してしまい腰が丸まってしまいます。

腰痛がクセになった奈良県大和高田市の男の子
腰痛がクセになってしまった奈良県御所市の整体師

上の写真のような状態です。

 

このような状態になると、本来であれば腰の骨の前弯のカーブによって上半身の重たさが腰だけにかからないように分散しているのが、そのカーブが減少することで、腰にかかる負担が増えてしまいます。

 

たとえ腰痛だけ痛み止めの薬や湿布で何とかおさまったとしても、体がこのような状態のままであれば、またいつ腰痛を引き起こしてもおかしくありませんよね?

 

なので腰痛だけを何とかしようとするから、あたかも勝手に腰痛がクセになってしまったように痛みを繰り返してしまうんです。そうではなく腰痛を引き起こしやすくなっている状態の体から整えていくことが必要ということです。

 

 

腰痛をクセにしないためには?

腰痛がクセになり悩む奈良県大和高田市の女性

上記のように、腰痛がまるでクセになったように繰り返してしまうのは、「腰痛を引き起こした生活や習慣を見直していないから」「痛みだけを治療しようとするから」の2つが大きく関わっていると考えられます。

 

そのため、腰痛を繰り返さないようにするためにはこれらの二つを改善していくことが大切です。

 

痛みだけを治療せずに、腰痛を出してしまう体の状態を改善するためには、まずはその人自身の体の状態を見ないとわからないため、ここでこうしたらいいということは言えませんので、このブログの他の記事を参考にしてもらったり、「腰痛の原因」「腰痛の原因2」、やはり一度体の状態から見てくれる整体などに通うのも、腰痛をクセのように繰り返さないための一つの方法だと考えています。

 

なのでここでは、腰痛を引き起こしやすくなる生活習慣の見直すべきポイントについてお伝えしていきます。

 

正直他のブログでも何度かお伝えしている当たり前のポイントも多いですが、それほど当たり前のことほど大切で、当たり前だと思えることをできていない人が多いため、腰痛がクセになるといった言葉が生まれてしまうことをお忘れなく。

 

●姿勢を正す

腰痛の予防・改善のためには、よくよくいわれることですが、やはり姿勢を正すことは、腰痛をクセのように繰り返さないために大切なことです。

 

これをいうと、「私って昔から姿勢が悪いんです」「意識してもなかなかできないんです」といった言葉をよく耳にしますが、姿勢というのは一つの技術であって、いきなりできるものでなく、繰り返し練習することで身につけることのできるものなんです。

 

別にできないとあきらめるのもいいと思います。これからの生活で腰痛になる苦しみを何度も繰り返すのか?それらを断ち切るのか?選択するのはあくまでもあなたです。

 

ここをしっかり決心せずに中途半端な気持ちで取り組むから、途中で挫折してしまうんです。

 

●腰椎のカーブを意識する

姿勢を正すことに似ていますが、腰椎のカーブを意識することで、腰痛のリスクを減らすことができます。

 

先ほどお伝えしたように腰椎は前弯のカーブを描いており、そのカーブを普段からできるだけ崩さないように、また崩れている時にはそれをきちんと認識できれば、それだけでも日常生活での腰の負担は軽減されることでしょう。

 

●しっかりと休息をとる

忙しいからと睡眠時間が短かったり、体を休める時間が短いと、体の疲労が抜けきらないことで腰痛を起こしやすくなります。

 

「でも実際に忙しいし…」といくら言っても、体に蓄積する疲労は変わりません。

 

あなたが選択することなので、どういった選択でも構いませんが、疲労が溜まれば腰痛が起こりやすくなるという事実はどんな理由があっても変わらないことをお忘れなく。

 

●適度な運動を行う

運動のしなさすぎ、やりすぎ、どちらも腰痛をクセのように繰り返す要因になります。

 

運動の量が少なければ、筋力も低下し血液の巡りも低下することで自然治癒力も低下してしてしまいます。

 

反対に無茶な運動も体にダメージを与えることになるため、痛みを発生させやすくなります。

 

また運動と言っても、ゴルフや野球などの場合、スイングで体を捻じることは腰には負担が大きく、同じ筋肉ばかりを使ってしまうため、運動を行っていても腰痛になってしまうことがあります。

 

やはりウォーキングなどの全身を使う有酸素運動が腰痛の予防のためには効果的です。

 

●同じ姿勢を続けない

運動もしているのに、腰痛をクセのように繰り返す人がいます。それは運動している以外の時に同じ姿勢でいる時間が長いからかもしれません。

 

同じ姿勢を続けるということは、それだけ腰にとっては負担のかかってしまう行為であるため、意識的に合間合間で体を動かしたり、ストレッチを行ったり、同じ姿勢が続かないように気を付けてください。

 

●ストレスとうまく付きあう

現代社会では腰痛をクセのように繰り返してしまう要因として、ストレスが大きく関わっていることも少なくありません。

 

ストレスは自律神経を乱すことで血液の巡りを悪くしたり、痛みに敏感になってしまったり、自然治癒力の低下を招いたりするからです。

 

まったくストレスが無いという状態を維持することは、とても難しいことだと思いまう。ですので、やはりため込まないで適度に解消しながらうまく付き合っていくことが大切です。

 

ストレスの原因がどうしようもないことの時もあるでしょうが、これも同じように生活していては、同じようにストレスがたまってしまうので、無理にでもガラッと生活スタイルを大きく変えてみるのも一つの方法だと思います。

 

●食べすぎや飲みすぎに注意

ついつい食べ過ぎてしまうことや、お酒を飲みすぎることが習慣になっていると、腰痛を繰り替えやすくなります。

 

これは食べ過ぎて胃や腸に負担がかかると、その周囲にある腰の筋肉に緊張が伝わり、腰の筋肉が硬くなってしまったり、肝臓を働かさせすぎることで、血液の巡りが悪くなってしまうためです。

 

●体を冷やさない

体は冷えると熱を体から逃がさないように血管が収縮し、血液の巡りが悪くなって筋肉が柔軟性をなくし、腰痛を起こしやすくなってしまいます。

 

足元を冷やさないように意識したり、普段から服装に気を付けることも大切ですが、運動量の少ない人はそういった対策をしていても、体が冷えやすい傾向にあります。

 

服装などを気を付けているのに冷えがよくならない時には、運動習慣も一緒に見直してください。

 

 

まとめ

腰痛はクセになるということを聞いたこともあると思います。

 

実際に腰痛はクセになってしまうのか?というと、腰痛がクセになるというよりは、クセ(習慣を含む)によって腰痛を起こしてしまっていると考えられます。

 

というのも、多くの方は腰痛の痛みが引けば今までと同じような生活を続けると思いますが、その生活によって腰痛を起こしているわけですから、同じようにしていると腰痛がまた起こるのは仕方ないことですよね。

 

なので腰痛をクセのように繰り返させないためには、痛みだけを何とかしようとするのではなく、腰痛を引き起こした生活から見直し、さらに腰痛を起こしやすくなっている体の状態を改善させることを心がけてください。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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