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スマホの依存は腰痛の原因にもなる

 

スマホの依存は腰痛の原因にもなる

 

スマホに依存して腰痛になった奈良県御所市の男性

以前はそんなに腰に痛みを感じることもなかったのに、ここ数年は腰痛を感じることが多くなった…と、悩んでいませんか?

 

もしかするとその腰痛の原因はスマートフォンやタブレット端末にあるかもしれません。

 

最近ではスマートフォンやタブレット端末などのスクリーンデバイスが定着し、それこそ歩きながら、家事をしながら、あるいは便座に腰かけてでも画面にくぎ付けという習慣が日常的になっている人も少なくないでしょう。

 

そんなスマホやタブレット端末への依存は肩こりや首痛を起こすことがあるというのは、何となく知っている人も多いでしょう。ですが実はスマホやタブレット端末への依存は腰痛を引き起こすリスクも高めてしまうんです。

 

そこで今回はスマホやタブレット端末が腰痛に与える影響についてお伝えしていきます。

 

 

運動量が低下する

上記で書いたように最近ではスマホやタブレット端末を肌身離さず持ち歩いている人も多いでしょう。それこそ中にはトイレやお風呂にも持って入るなんて人もいるでしょう。

 

つまりそれだけ画面にくぎ付けになっている時間が増えているということでもあります。

 

スマホやタブレット端末の画面を見ている間というのは、どうしてもほとんど身体を動かさずに運動しない状態で過ごしている確率が高いことでしょう。

 

そんな状態が続き運動不足になることが、腰痛の発症を高めてしまう多くな要因になります。

 

●同じ姿勢を続ける

一度スマホやタブレット端末を使用しだすと、1時間ほどそのままの姿勢を続けていた…なんて人も少なくないでしょう。

 

筋肉というのは動いている状態よりも、同じ姿勢を保っている方が大きな負担となります。(これは立ちっぱなしよりも歩いている方が身体が楽、デスクワークより外回りの仕事の時のほうが楽など、普段の生活で経験のある人も多いでしょう。)

 

これがスマホやタブレット端末に依存して毎日続いてしまうと、腰の筋肉は動きが少なく負担のかかりやすい状態で体を支え続けることになるため、腰痛が起こりやすくなってしまいます。

 

●血液の巡りが悪くなる

筋肉は動くことによってポンプのような働きをして、血液を全身に巡らせています。

 

これが運動不足になってしまうと、筋肉が動くことが減るため、ポンプの働きが低下して血液の巡りが低下してしまいます。

 

新鮮な酸素や栄養は血液によって筋肉に運ばれ、疲労物質などの老廃物は血液のよって流されていくため、血液の巡りが悪くなると筋肉は段々と硬く柔軟性をなくし、自然治癒力も低下してしまい痛みを起こしやすくなります。

 

もちろんこれは腰にも起こるため、スマホやタブレット端末を使用している間身体を動かさないことで血液の巡りは悪くなりますし、これが毎日続くことで運動不足に陥り、血流障害が起こることで腰痛を引き起こしてしまいます。

 

●筋肉の衰え

運動不足になると血液の巡りが悪くなるだけでなく、当然ながら身体の筋肉は衰えていきます。

 

そしてこれは腰の筋肉も例外ではなく、スマホやタブレット端末を頻繁に使用して、腰周りの筋肉が衰えてしまうことで、普段から上半身を支えるために頑張っている腰の筋肉が悲鳴を上げやすくなってしまうため、腰痛を起こしやすくなってしまいます。

 

また腰だけでなく、腰にかかる負担を分散するために働くお尻や脚の筋肉などが衰えると、日常生活で腰にかかる負担を分散できなくなり、腰への負担が増えることも腰痛を起こしやすくなる要因です。

 

また、ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれることがあるくらい血液の巡りとも関係していて、そのふくらはぎの筋肉が運動不足で弱ってしまうことも、上記の血流障害を起こして腰痛を起こしやすくなってしまいます。

 

 

肥満になりやすい

スマホやタブレット端末を使用し画面を見ている時には、加糖飲料やファストフード、定番のスナック菓子の消費量が増える傾向にあり、空腹感に際限がなくなり無意識に食べ続けて、満腹であることに自分で気が付きにくくなると言われています。

 

また運動量も減ってしまう傾向にあるため、スクリーンデバイスを1日5時間以上使う10代の若者は、それらを使わない同世代の若者に比べて、肥満になるリスクがなんと43%も増加するというデータもあります。

 

このようにスマホやタブレット端末に依存していると、肥満になるリスクが高まってしまいます。

 

そして体重が増加し肥満になれば、単純に重くなった体を支える腰にかかる負担が増えて腰痛を起こしやすくなったり、脂肪の蓄積したおなかに重心が引っ張られて姿勢が崩れやすくなってしまったり、食べ過ぎによる胃への負担は周囲にある腰の筋肉を緊張させてしまう要因になったりと、腰痛のリスクを高めてしまいます。

 

 

睡眠不足になりやすい

腰痛に悩む奈良県大和高田市の男性

私自身もですが寝る前にスマホを操作していたら、いつの間にか1時間があっという間にすぎていた…なんて経験をお持ちの人もいるでしょう。

 

スマホやタブレット端末に依存している人は睡眠不足になるリスクが高まるというデータもあります。

 

人は日常生活で歩いたり荷物を持ち運んだり、そういった動作によって腰だけに限りませんが筋肉には微小の傷がついてしまいます。

 

ですがそういった微小な傷は自然治癒力によって回復するために、本来であれば痛みとして出てくることはありません。

 

それが睡眠不足は自然治癒力を低下させてしまうため、回復しなかった微小な傷が蓄積することで筋肉はどんどん硬く緊張した状態になっていき、痛みを発症させやすくなってしまいます。

 

また睡眠不足は日中の活動モードの交感神経から、夜の休息モードの副交感神経に切り替わりがスムーズにできなくなってしまうため、自律神経の乱れを生み出し、それによって回復力が低下したり、痛みに敏感になってしまうため、腰痛を発症しやすくなってしまいます。

 

 

姿勢が悪くなりやすい

スマホやタブレット端末を使用している時には背中が丸まって姿勢が悪くなっている人も多いでしょう。

 

肩こりなんかはこういったスマホを使用する時の姿勢の悪さが指摘されますね。

 

実際にどうしても画面をのぞき込むと、頭が前に出てしまい頚椎(首の骨)の本来持つ前弯のカーブが失われることが多々あります。

 

そして背骨はつながっているため、頚椎のカーブが崩れてしまうと、バランスをとるために腰椎(腰の骨)のカーブも崩れてしまい、本来あるべき前弯のカーブが失われやすくなります。

 

座っている時も立っている時でも、腰椎のカーブがあることで上半身の重たさなど、腰だけに負担が集中しないように分散してくれているんですが、このカーブがなくなると腰にかかる負担が増えるため腰痛を起こしやすくなってしまいます。

 

さらにスマホやタブレット端末に依存していて、姿勢の悪さが日常的になっていれば、それだけ腰痛を起こしやすくなってしまうんです。

 

 

座ることが多くなる

スマホやタブレット端末を使用するとき、もちろん立ったまま操作することもあるでしょが、圧倒的に座ったままで操作していることが多いでしょう。

 

座っている姿勢というのは、立っている姿勢に比べてそれだけでも腰には1,4倍もの負担がかかると言われています。

 

これが姿勢が悪くなり猫背などになると、腰にかかる負担はさらに大きくなります。

 

つまりスマホに依存して使用したり画面を見る時間が増えるということは、それだけ1日の内で座っている時間が多くなるということでもあるため、その時間だけ腰にかかる負担が増えて腰痛を起こしやすくなってしまいます。

 

また座っているとついつい足を組んだ方が楽と感じ、知らず知らず足を組んでしまう人も多いでしょう。

 

ですが足を組んで椅子に座ると坐骨が椅子の座面に均等に当たらないため、部分的に腰の筋肉を過剰に働かせてしまう可能性があり、結果的に筋肉疲労を起こしてしまい腰痛の原因となります。

 

 

スマホの使用で腰痛にならないための対策は?

スマホやタブレット端末の使用で腰痛にならないようにするためには、まずはできるだけ同じ姿勢を続けないことが大切です。

 

30分以上使ったら一度小休憩をはさみ連続して長時間使わないようにして、ストレッチや体操、少し歩くなど身体を動かし同じ姿勢が続かないよう心がけてください。

 

また、スマホを使用している時にはついついスナック菓子や加糖飲料を食べたり飲んだりしやすくなるため、できるだけそういったモノを近くに置かないようにしてみてください。

 

他にもスマホを使用するときの姿勢も重要で、ついつい画面をのぞき込もうと背中が丸まったような姿勢になりやすいと思いますが、骨盤を立ててお腹とお尻の穴を閉めるように力を入れ、うつむき加減にならないよう使用するのがおすすめです。

 

そして何よりスマホの使用時間をある程度きちんと自分自身でコントロールするよう心掛けることが大切です。

 

そうしないことには、私自身も本当にちょっとした時にもついついスマホを使用して、そのまま1時間ほど経過していた…なんて経験もあります。

 

 

まとめ

スマホやタブレット端末に依存すると肩こりが起こりやすいといった話を聞く方は多いと思いますが、腰にとっても良いものではなく、腰痛のリスクを高めてしまいます。

 

これはスマホやタブレット端末の使用や画面を見る時間が増えることで、長時間同じ姿勢が続いてしまったり、運動不足になったり、肥満になりやすくなったり、睡眠不足、姿勢が悪くなりやすいといったことがおこるためです。

 

現在では生活にもなくてはならないモノになっているので、まったく使用しないというのは難しいでしょうが、いつも近くにあるものだからついついと、必要以上に依存してしまっていませんか?

 

姿勢を正したり同じ姿勢を続けないように意識することも大切ですが、それだけでは腰痛予防には限界があるため、そもそものスマホやタブレット端末の使用時間を見直してみてくださいね。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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