腰椎椎間板ヘルニアが治らず
病院を変えるべき?
腰椎椎間板ヘルニアで腰から足にかけて痛みや痺れがあって、歩くのも辛くて辛くて…。病院で出された薬を飲んでいるけれど一向に治らないし、薬を変えてもらった方がいいのかな?病院を変えたほうがいいのかな?と悩んでいませんか?
腰椎椎間板ヘルニアで痛みや痺れに悩む人の中には薬もあまり効かない…なんて人も少なくなりません。
そんな時ってこのまま同じ薬を飲んでてもいいのかな?とか、違う病院へ行ったほうがいいのかな?とか、病院じゃなくてマッサージを受けるほうがいいのかな?など、あれこれ悩むことでしょう。
もちろんそういった要素も大切ですが、もっと腰椎椎間板ヘルニアを改善するうえで変えなくてはいけないことがあります。今回はそのことについてお伝えしていきます。
あなた自身が変わる
結論から言ってしまうと「あなた自身が変わる」ことが、どんな薬を飲むのか、病院を変えるべきなきなのか?整骨院へ行ったほうがいいのか?といったことよりも大切なことです。
こういった仕事をしているので、「○○の病院は薬だけだった」「あそこの整骨院じゃ治らない」「電気治療を受けてたけれど変化なかった」などなど、こういった声を聞くことはしばしばあります。
ですが本当に大切なのは、何をしてもらったのか?じゃなくて、「あなたが何をしてきたのか?」だと思います。
例えば糖尿病で血糖値がとても高かったとします。この時、毎日毎日ジュースを飲んで、お菓子も辞めず、ご飯も回転ずしなら20皿は食べる。これで「病院へ行って薬をもらって飲んでいるのに数値が改善せずに治らない…。」「○○の病院はダメだ」なんて言ってる人がいたらどう思いますか?
そりゃ治らないよって思いませんか?なんせ糖尿病の原因はその人の生活スタイルにあるわけですから。
腰椎椎間板ヘルニアだってそうなんです。老化だからとか、力仕事だからとかいろいろ言いたいこともあるでしょう。ですが、同じような年齢や仕事をしている人でも腰椎椎間板ヘルニアになっていない人がいる。
最も効果があるのは自然治癒力
腰椎椎間板ヘルニアを改善するための最も効果があるものは自然治癒力です。
痛み止めの薬はあくまで痛みを抑えているわけで、治っているわけではない。牽引もそれ自体で潰れた椎間板を改善するだけの力はなく、結局は腰部の筋肉への刺激によって血液の巡りを改善させ自然治癒力を高めるための方法です。
整体も接骨院の施術もその方法はさまざまですが、突き詰めると自然治癒力を高めるための補助でしかありません。
○○を受けたからそれだけで治るといったものではどれもないんです。
もちろんそれらが意味がないということでなく、痛みはストレスなので薬で和らげることはとても良いことですし、自然治癒力を高めるために整体を受けたりといったことはプラスであると考えています。
ですが最終的には、受けている側の考え方が変わらない限り、腰椎椎間板ヘルニアになってしまった自らの原因を見直さない限り何も変わりません。
自分自身の考え方を変えて、生活の中で原因となるものを見直し、自然治癒力を高めることで、腰椎椎間板ヘルニアの症状が改善していくんです。
そういったモノをすっ飛ばして、悪くなった原因を自分で見直さないのでたとえ手術だけ受けたとしても、また痛くなってきて当然と言えば当然のことなんです。
その医師は本当に良い医師?
今の風潮はどちらかと言うと、あれこれいろいろしてくれる病院や医師の人が良いとされることが多いと感じています。
例えば腰痛で病院へ行って、「座る姿勢が悪いから腰に疲労が溜まって痛みが出ているんですよ」と言ってくれる先生よりも、まずはMRIやレントゲンを撮ってみて「腰椎椎間板ヘルニアですね。痛み止めを出しますね。」と検査をしてくれたり、薬などを出してくれる先生の方が良い先生であると思ってしまってませんか?
これは病院へ腰痛を「治してもらいに行っている」からそう思うのでは?
ですがよくよく考えてみれば、今の体の状態だけを指摘され薬だけ出されても、腰痛を治すために何をすればいいのかは全然わかっていませんよね。
反対にMRIやレントゲンの検査や薬はなかったとしても、あなたの体の状態をみて痛みの原因の一つを教えてくれている方が、腰痛を治すためには重要ですよね。
決してMRIやレントゲンを撮らなくていいとかそういったことを言っているのではなく、そういった検査は腰椎椎間板ヘルニアを治すために今の体の状態を知り、行動を選択するための一つの指標になります。
ただ、いくらいろいろな検査をしても、結局今の体の状態を、それも病名だけを教えてもらっても、治すために何をすればいいのか?は何一つわからないですよね。検査をしてもらって薬を出してもらっても、あなたがその状況になってしまった原因は何も変わらないわけなんですから。
本来であれば、腰椎椎間板ヘルニアになった原因に対してのアドバイスをしっかりしてくれる先生が必要なはずなのに、そういった先生は何もしてくれなかった…となってしまう。
ここに気づかないから、これだけ医療技術が進化しても腰椎椎間板ヘルニアが治らない人が山のようにいらっしゃるんです。
絶対に腰椎椎間板ヘルニアが良くなるとは言えない
でもそんなことを言ったって、例えば運動の習慣がなくて、筋力が低下したり筋肉の柔軟性が落ちていることが腰椎椎間板ヘルニアの原因の一つであったとして、運動を始めた人がすべて良くなるとは限らないだろう!と思われるかもしれませんね。
実際にその通りで、運動をした人が必ずしも腰椎椎間板ヘルニアが治るわけでなく、運動の種類や強度など場合によっては悪化することだって考えられます。
これは腰椎椎間板ヘルニアの原因は一つと言うことは少なく、いくつかの原因が重なって起こっていることや、運動と一言で言っても、その強度や種類、継続の期間などとりあえずやればいいと言うものではないからです。
でもね、そう言って何も行動を起こさない間は、今の状態と何も変わりはしない。もちろん心の底ではそれでもいいと実は思っているのであればそれでいいでしょう。
だけど、腰椎椎間板ヘルニアを本当の意味で克服されている人ってのは自分から取り組んでいった人です。自分から状況を変えにいかないと何も起こらないんです。
まとめ
腰椎椎間板ヘルニアで足が痛かったり腰が痛かったり、薬を飲んでても症状が変わらなければ、薬を変えたほうがいいのかな?違う病院へ行こうかな?など色々考えると思います。
ですがそういった薬や病院、治療方法よりも大切なのはあなた自身が変わろうとすることです。
多くの方は腰椎椎間板ヘルニアを治してもらおうと病院や整骨院へ行かれると思いますが、それらはあなたの自然治癒力の補助をしてくれるだけで、治すのはあなた自身なんです。
この考え方がないから、これだけ治療技術が発展しても一向に腰椎椎間板ヘルニアが治らない人が沢山いらっしゃいます。
腰椎椎間板ヘルニアはあなた自身がしてきた生活や習慣が原因となって起こっているんです。そこを変えない限りいつまでたっても悩みは解決されません。
あれこれ言い訳した気持ちもあるでしょうが、あなた自身を変えていってくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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