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腰椎ヘルニアの手術後また痛みだしたけど再発?

 

腰椎ヘルニアの手術後

また痛み出したけど再発?

 

腰椎ヘルニアの手術後に再発した奈良県御所市の女性

腰からお尻や足にかけて強い痛みや痺れを感じるようになり、病院で検査すると腰椎椎間板ヘルニアとのことで手術を行ったけれど、一旦ひいた痛みがまた数か月後に出始めた…これって腰椎椎間板ヘルニアが再発したのかな?と悩んでいませんか?

 

腰椎椎間板ヘルニアの症状が辛くて手術を行い、一旦は症状が無くなって治ったと思っていたものの、数か月~一年程たってまた同じようなところが痛くなってくると、腰椎椎間板ヘルニアが再発したのかな?と不安になりますよね。

 

確かに中には、本当に手術を行った部分の腰椎ヘルニアが再発してしまった人もいますが、決してそんな人ばかりではないんです。

 

今回は腰椎椎間板ヘルニアの手術後に腰周辺に痛みが出てきた場合のいくつかの原因についてお伝えしていきます。

 

 

手術した部分が本当に再発

残念ながら一定数の人に腰椎ヘルニアの手術後、同じ場所で腰椎ヘルニアが再発してしまうことがあります。

 

手術後、3~5年後に再発することが多く、5年を過ぎると再発する可能性がぐっと下がるといわれるデータもあります。

 

せっかく手術まで行ったのに…と気落ちしてしまうかもしれませんが、手術と言ってもあくまで根本を治す治療法ではなく、対処療法でしかないんです。

 

というのも、手術によって突出した椎間板は切除できたかもしれませんが、そもそも腰の椎間板が飛び出て腰椎ヘルニアになってしまった原因までは手術では治すことができないからです。

 

腰椎椎間板ヘルニアを発症してしまう原因の多くが普段の日常生活の習慣にあります。(例えば姿勢や荷物の持ち方、運動習慣の有無など)

 

こういった日常生活の習慣を改善していないのに、手術で突出した椎間板だけ切除しても、その後また今までと同じような生活を続ければ、また椎間板に負担が蓄積し腰椎ヘルニアが再発してしまうのも無理はありませんよね。

 

 

手術した別の個所でヘルニアが発生

腰椎ヘルニアで手術したところは問題なくても、別のところで腰椎椎間板ヘルニアが発症し、腰などに痛みや痺れなどを出すこともあります。

 

腰椎と呼ばれる背骨の腰の骨だけでも5つあり、椎間板はその5つの腰の骨の間と骨盤と腰椎の一番最後の間にも存在しています。

 

最初、3番目と4番目の腰の骨の間の椎間板が飛び出し腰椎ヘルニアが発症し、腰の痛みなどが出てそこを手術しても、次は4番目と5番目の腰の骨の間の椎間板が飛び出て、腰椎ヘルニアを発症してしまうこともあるんです。

 

そもそも腰椎ヘルニアを発症してしまっている時点で、そのヘルニアになった椎間板だけに負荷がかかり続けたなんて事は考えづらく、ヘルニアになった近くの椎間板にも、同じように負担が蓄積されているはずです。

 

そして椎間板というのは血管が通っていないため、一度傷がついて変性してしまうと回復することなく、そのままの事が非常に多いんです。

 

なのでこれも上記と同じように、いくら手術で突出した椎間板を切除しても、日常生活をそれまでと同じように続けていれば腰に負担がかかってしまうわけで、そうなれば以前から負担が蓄積されている腰のどの部分での椎間板が突出してもおかしくないですよね。

 

 

梨状筋症候群で痛みが出ている

腰椎椎間板ヘルニアの時と同じような腰やお尻に痛みを出したり、足に痺れを出す坐骨神経痛症状の原因に、梨状筋症候群というものがあります。

 

坐骨神経は骨盤の部分で、梨状筋と呼ばれる筋肉などによって作られた穴を通って足の方に出ていきます。

 

梨状筋が緊張し硬くなってしまうことで、穴を通る坐骨神経を圧迫してしまったり、近くを一緒に走行する血管を圧迫してしまうことで坐骨神経痛の症状が発症してしまうんです。

 

そうなれば、腰椎椎間板ヘルニアの時に痛みや痺れを感じた腰やお尻、足の部分に同じような症状が出てしまうんです。

 

梨状筋などのお尻の筋肉は腰の筋肉とも関係が深く、一緒に働くことも多いため、腰椎椎間板ヘルニアを発症させたことのある人は、梨状筋症候群を発症する可能性が高まります。

 

このように、腰椎ヘルニアが再発したわけでなく、梨状筋症候群によっても腰椎ヘルニアと似たような症状を発症してしまっている時も少なくありません。

 

 

内臓疾患が原因で痛みが出ている

稀にいらっしゃるのが、腰椎ヘルニアが再発したのでなく内臓疾患によって痛みなどの症状が出ている場合です。内臓疾患によっても腰の部分に痛みが出ることがあるんです。

 

見分け方としては、横になって筋肉を使わないように安静にしていたり、動いても動かなくても痛みがずっと同じように続く場合には内臓疾患による痛みが疑われます。

 

また、腰の痛みだけでなく、吐き気や発熱、嘔吐、下痢や血便、血尿や激しい腹痛などを伴う場合も内臓疾患が疑われます。

 

腰椎ヘルニアの場合は、お尻や足にも痛みや痺れを感じることが多いですが、内臓疾患が原因の場合にはそういった腰痛以外のお尻や足には痺れや痛みがないことが多いのも特徴です。

 

 

筋肉が原因で痛みが出ている

これは手術の有無と関係なく、腰や足にかけて痛ダルさが出る一番多い原因が筋肉の問題による痛みです。

 

腰周辺の筋肉が硬くなってしまうことで痛みを出してしまったり、その中を通る神経を圧迫して痛みや痺れを出してしまうこともあります。

 

また硬くなった筋肉には血液がきちんとめぐりにくくなるため、疲労物質や老廃物がうまく流れず、それによって痛みを出したり、老廃物が末端の神経を刺激することで痺れやダルさなどの症状を出すこともあります。

 

さらに手術後ということで、腰をかばい動くことが減ってしまってたり、運動を控えていたりすると、さらに腰周辺の筋肉は硬くなりやすいため痛みを発症することもあります。

 

もともと腰椎ヘルニアになるということは、腰に負担がかかりやすい生活を行っていた可能性が高く、腰の筋肉が異常をきたすこともおかしくありません。

 

腰以外に症状が出たり、痺れやダルさなどの症状も必ずしも神経の異常によって起こるわけでなく、筋肉の問題によっても発生するんです。

 

 

腰椎椎間板ヘルニアを再発させないためには

腰椎椎間板ヘルニアが再発した奈良県大和高田市の女性

上記のように腰椎椎間板ヘルニアを再発させないために大切なのは、自分自身の生活や習慣、体の使い方を見直し改善させていくことだと考えています。

 

例え手術によって突出した椎間板は切除できても、椎間板を突出させた自分自身の生活や習慣、体の使い方が変わらなければ、また同じように椎間板には負担が蓄積され続けるからです。

 

多くの場合、事故やコンタクトスポーツの強い衝撃でヘルニアを発生させた人は珍しいはずです。

 

そうでなく、椎間板を変性させヘルニアを発症させてしまった原因は自分自身にあるんです。

 

もちろん年齢や遺伝的なモノなど、どうしようも無い要因もありますが、だからと言って年を取れば誰でも腰椎椎間板ヘルニアを発症させるわけでもなく、ヘルニアになりやすい家系であっても発症しない人もいるはずです。

 

そういった要因にあなた自身が姿勢や運動習慣の有無、座り方、喫煙の有無など腰に負担をかける原因を作り、繰り返すことで腰椎椎間板ヘルニアが発症してしまっているんです。

 

このことをしっかりと理解し、自分自身が変わっていくことが何よりの腰椎椎間板ヘルニア再発予防です。

 

 

まとめ

腰椎椎間板ヘルニアで手術を行い、一旦はひいていた痛みや痺れがまた出てきたら、腰椎椎間板ヘルニアが再発いたのか?と心配になりますよね。

 

確かに実際に再発してしまうこともありますが、多くの場合は筋肉の異常による痛みのことが多いです。

 

これはもともと、腰椎ヘルニアを発症するほど腰に負担のかかりやすい生活を行っていたんですから無理もありません。

 

一度病院でMRIなどの検査を受けることは悪いことではありませんが、特に椎間板や骨に異常のない場合は、病院では薬と腰の牽引だけというがおいので、整体院やその他の治療院で筋肉をしっかり施術してもらうのも一つの方法です。

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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