坐骨神経痛で走ると足腰が痛い
【奈良県葛城市 治す】
日常生活では多少痛くなることがあっても、それほど強い痛みでもないし問題なく過ごせているけれど、運動などするととたんに腰や足が痛くなってくる…と悩んでいませんか?
腰痛や坐骨神経痛でも歩く事は問題なくても走ったり、エアロビクスのような息が切れる程の運動はやはり体にかかる負担が大きいため痛みが出てしまって、体を動かすことが億劫になると言う方はたまにいらっしゃいます。
筋肉にも許容範囲があって、日常生活ぐらいは何とか耐えれても、走るとなると地面からの衝撃なども強くなり耐える事が出来なくなるのがその原因です。
今回当店に来られたお客さんも、病院で坐骨神経痛と診断されたものの、日常生活ではそれほど苦痛を感じないため、湿布だけ処方されてあとはただただ様子を見るだけという状況でした。
●趣味でダイエットもかねてジョギングで10キロくらい走っていたんですが、ある日無理な姿勢で仮眠したところ、腰・足が痛くてスポーツドクターがいる整形外科に受診しました。
「坐骨神経痛」と言われ湿布だけ処方されました。
日数がたつと腰痛がましになり、ジョギングを再開したところ3kmくらいで痛みが出て、走るには辛い状態が続きました。
生活に支障はないのですが、このままではジョギングできない。
太る~!!と思いネットでいろいろ調べたところ、こちらにたどり着きました。
初回時に「ジョギングしながら治していきましょう」と言って下さったのがすごくうれしくて、お任せしてみようと思いました。
治療のたびに距離がのびてきて2ヶ月で以前と同じ10kmくらい走れるようになりました。
わかりやすい写真付きのストレッチも教えてくださり、走れるようになったことで、すごく喜んでくださいました。
先生に出会えなかったら、「年齢も50才をこえているし、生活に支障ないから、走れなくても仕方ないか」とあきらめていたと思います。
先生の治療方針と真心に感謝します。ありがとうございます。
※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
日常生活に問題がそれほどなかったとしても、趣味の運動が出来なければやはり苦痛に感じるでしょうし、その時はよかっても将来の事を考えると運動が出来ないとなると、体重だって増えれば病気になりやすくなりますし、体力が落ちれば歩くのだって苦痛に感じるようになる可能性だってあります。
今回は、運動するときに足腰が痛くなった坐骨神経痛をどのように改善していったのか?についてお伝えしていきます。
スポーツドクターという言葉に騙されないで
最近では、病院でもスポーツ障害専門やスポーツクリニックなんて看板を見る事も多くなりました。
スポーツクリニックなんて看板を見ると、いかにもスポーツで痛めたところや、運動時の痛みを何とかしてくれるように思いますよね。
ですが安易にそう考えるのは少し注意が必要なんです。
すべてがすべてそうではありませんが、スポーツクリニックという看板を見るようになった理由とて、病院が増えすぎたせいで患者さんの取り合いになっているため、他の病院と違いをアピールし患者さんに来て頂くためというのがあります。(運動で体を痛めたら整形外科と書いてある看板の病院より、スポーツクリニックと看板がでている病院に行きたくなりますよね。)
なので、看板はスポーツと出しているのに、他の病院とそれほど知識が変わらないお医者さんも中にはいらっしゃいます。
そして一番の問題は、いくらスポーツクリニックと看板を出していても、「保険診療」である限り、行えることは他の一般的な病院と同じ限られたことしかできないということです。(みんなと同じ治療を誰でも受けれるようにと言うのが保険診療なので)
そのため、いくらスポーツの知識があろうと「保険診療」である限り、思うような治療は出来なく(行うと保険がきかなくなるため)、宝の持ち腐れになっておられる先生も多々いらっしゃるんです。
その証拠に、スポーツクリニックと看板を出していても行ってみると結局、牽引治療、電気治療、温熱治療、薬の処方だけといった一般的な病院と同じ治療しか行ってもらえないところも多いはずです。
これらの理由からスポーツクリニックだからと安易に何とかしてくれると考えるのには注意が必要です。
走ると痛くなる坐骨神経痛の原因は
当店にこられたお客さんの場合も、病院では坐骨神経痛とだけ診断されて湿布を処方されるだけといった状態でした。
ですが、その坐骨神経痛を治すためには、どこが原因なのか?を見極めきちんとその部分に治療を行っていく必要があります。
もちろん原因は人それぞれなので一概には言えませんが、この方の場合はお尻の筋肉が緊張し硬くなっていたため坐骨神経痛を起こし腰や足に痛みをだしておられました。
お尻の筋肉が硬くなると坐骨神経痛がでる
お尻の筋肉の下を坐骨神経は通っていて、お尻の筋肉が硬くなることでその坐骨神経を圧迫すると、腰や足に痛みを出してしまいます。
また、お尻と足の分かれ目辺りの奥にある筋肉が緊張しても坐骨神経は圧迫され、腰や足に痛みを発症させます。
そしてお尻の筋肉は、上半身の重さを分散させるために働いていたり、地面からの衝撃を吸収してくれる働きをになっていて、日常生活くらいの衝撃では問題なくても、ジョギングとなるとその衝撃はかなり大きくなるため、お尻の筋肉がもともと緊張し硬くなっていると、衝撃に耐えられなくなりさらに筋肉が緊張し奥を通っている坐骨神経を圧迫してしてしまうんです。
なのでジョギングをしているうちにだんだんと腰や足に痛みがでてきてしまっていました。
走る距離を伸ばしても足腰に痛みがでなくなった方法とは
なのでジョギングの距離を伸ばしても足や腰に痛みが出ないようにしていくために、お尻の筋肉を施術していきました。
さらにこの方の場合は、片膝が階段を上るときやジョギングの際に少し痛みを感じておられたために、その膝をかばって走るフォームが変化し余計に腰やお尻に負担がかかりやすくなっていたために、膝周辺の筋肉にも施術を行っていきました。
このように、坐骨神経痛の原因の部分を治療したりケアしていくことは大切ですが、それと同時に今回なら坐骨神経痛の原因となったお尻の筋肉に負担をかけている部分を一緒に治療していく事が大切です。
これはひとによって違うので一概にここを治療しましょうとは言えませんが、例えば姿勢であったり、足首であったり、骨盤のゆがみであったり様々です。
そういったところをポイントに施術を行っていったことで、スポーツドクターのところでは湿布の処方だけだった坐骨神経痛が良くなって行かれたんです。
まとめ
運動の際に腰や足が痛くて、スポーツクリニックへ行ったけど良くならなかったからといって諦めるのは待ってください。
なぜならスポーツクリニックであっても、「保険診療」である限り行えることは限られてしまうんです。当然その限られた範囲の治療だけでは事足りない時は多々あります。
坐骨神経痛からくる痛みでも、きちんとその原因を施術しケアしていくことで良くなっていきます。
日常生活に苦がないからそれでいいと言うのであればそれはそれでいいと思います。
ですが将来的な事も考えて、どうしても腰や足の痛みを何とかしたいと言うときには一度当店にご相談ください。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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