腰痛を治すために必要なたった2つの事
慢性的な腰痛を治すためには、原因は何なのか?日常生活でどのようなことに気を付けるべきなのか?腰に悪影響を与えるモノって何なんか?といった知識であったり、整体を受けるといいのか?どんなストレッチをすればいいのか?運動を週に何回か行うべきなのか?病院で薬をもらったり電気を当てるのがいいのか?といった方法が大切になります。
そして今は、インターネットで検索すればいろいろな知識を手に入れることができますし、街を見渡せば整体院、整形外科、スポーツジム、ヨガスタジオ等々いろいろな腰痛を治すための方法があふれています。
これだけ方法や知識があふれているのに腰痛がよくなる方もいれば、腰が痛いまんまという人もいます。
あふれているからこそ、その中から選ぶことが難しいといった事もあるのでしょうが、今回はもっともっと単純にシンプルに、これがいいあれがいいとか取っ払って、整体師の目線から腰痛を治すために必要な事をお伝えしていきます。
重要なのはこの2つ
先ほど書いたように、知識や方法は確かに大切ですが、腰痛を治すための方法があるとすれば「腰痛が治ると信じる」こと「自分のパターンを変える」こと、この2つだと考えています。
腰痛が治ると信じること
信じれば何でも願いがかなう!なんて宗教的な事を言うわけではありません。
いくら信じていたって、叶わないことだってあります。
例えば癌を患っていて、お医者さんに余命を宣告された方に「治ると信じれば癌も治る」なんて軽々しい事は言えません。
ですが、それでも腰痛が治ると信じれなければスタートラインにも立てないでしょう。
腰痛を治すための行動ができない
治らないと考えているなら、試しに何か腰痛のためにしてみようという気も起きないため、痛みが変化しにくくなってしまいます。
行動に移しても続かない
腰痛を治すためのどんな方法であっても、すぐに結果が出るものは非常に少ないです。多くの方法は継続によってはじめて腰痛に変化が出てきます。
腰痛が治らないと考えていると、行動を起こしたとしても継続することができず、結果が出る前にあきらめてしまうために、いくらそれが腰痛に効果がある方法であっても腰痛が治りません。
転んだまま起き上がれない
腰痛を治すために行動したとしても、すべてがすべて腰痛に効果的な知識や方法に巡り合うことは難しいです。中には残念ながらあなたには合わないものもあるでしょう。
そんな時に、腰痛は治るのだろうか?と疑問に考えていると、失敗から立ち上がるのに時間がかかってしまったり、最悪そのまま諦めてしまうこともあるでしょう。
信じないと治らないのか?
それじゃあ腰痛は治ると信じていなければ治ることはないのか?と聞かれると、上記のように書いておいてあれなんですが、必ずしもそんなことはありません。
腰痛が治ると信じていないものの、家族や身内に言われたり連れてこられて嫌々やって来られた人の中にも、1~2回の施術で劇的に良くなったという人もこういった仕事を十数年していると数人はいらっしゃいました。
このように中にはそんな人もいますが、それでも十数年で数人だけで、後の人はやはり変化がないと言うことです。
なのでそんな可能性の低い事に託すのではなく、治るものだと信じてもらう方がいいというのが私の考えです。
腰痛が治るという根拠は?
信じてくださいと言うと、その根拠は?と思われる方もいるでしょう。
だけどそれじゃあ反対に腰痛が治らない根拠は何ですか?
あれこれと理由を話すことはできますが、いざ根拠と言われれば治る・治らない、どちらも必ず正解だと言える根拠などありません。
自分のパターンを変える
行動にしろ、考え方(思考)にしろ、選択にしろ、腰痛を治すためには今までのあなたのパターンを変える必要があります。
でなければ、今までと同じ延長線上にいる限り、今までと違う結果を出すことは難しいからです。
例えば行動なら、いつも駅まで送ってもらっていたのを自転車にしたり歩いてみたり、
床のモノを腰を曲げて取っていたのを、膝を曲げてとるようにする。
病院ばかりで薬をもらったり治療してもらっていたのを、整体院に行って体を整えてもらう。
日曜日の朝は家でゴロゴロしていたのを、軽くジョギングするようにしてみる。
つきあう友達を変えてみる。等々…
考え方や思考なら、体の為にお金をかけることがもったいないという考え方を変えてみる。
仕事が忙しいから腰痛を治すためにストレッチなどをする時間がないと言わずに、ストレッチを行う時間をどのようにつくるのか?と思考を変えてみる。
できない理由ばかりを探していたのを、できるようにするためには?と考えるようにしてみる。
自分の体に対する価値観を高める。等々…
いずれにせよ、自分のパターンが変わるからこそ今までと違った結果が出てきます。
それが腰痛にとっていいほうに変われば悪い方へ変わる事もあるでしょう。
そうやってでた結果に対して、またそのパターンを修正し変えていく。
これの繰り返しで腰痛が治っていくんです。
まとめ
今は情報があふれ、方法も多くの選択肢があり、何をすれば腰痛が治るのか?迷うこともあると思います。
ですが腰痛を治すために必要なことは意外とシンプルで「腰痛が治ると信じる」「自分のパターンを変える」この二つであると考えています。
方法や知識にどうしても目が行きやすいと思いますが、腰痛をなしたいと思うならば、まずはこの二つができているか?を一度考えてみてください。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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