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靴下を履くときに腰痛が出る原因と治し方

 

靴下を履くときに腰痛が出る原因と治し方

 

靴下を履くときに腰が痛い奈良県葛城市の男性

朝起きて、靴下を履こうとすると腰が痛くて痛くて…と悩んでいませんか?

 

慢性的な腰痛を持っている方の中には、朝方に靴下やズボンを履こうとすると腰に痛みが出てくるといった方が少なくありません。実際に当店にもそのような症状を持たれている方が多々いらっしゃいます。

 

このように朝一番から腰に痛みが出てしまうと気分も晴れやかとはいきませんよね。

 

今回はどうして靴下を履くときに腰痛が出てしまうのか?その原因と治し方についてお伝えしていきます。

 

 

硬くなった大腰筋

靴下を履くときに腰痛を出す原因となりやすいのが大腰筋という筋肉です。

大腰筋は下の写真の赤線の部分にある、腰の背骨から足の付け根に付いている筋肉です。

靴下を履くときに腰痛の原因

靴下を履くときに腰痛が出てしまう方は、この大腰筋が緊張し硬くなっていることがとても多いです。

 

と言うのも、靴下を履くときは足を体の方にグッと曲げてくると思いますが、この大腰筋は足を体に引き寄せる時に働き、もともと硬くなった状態で働こうとさらに大腰筋が縮まろうとすることで、緊張が強まりすぎて腰に付く部分に痛みを出してしまいます。

 

 

反り腰で腰の筋肉が硬くなる

また、この大腰筋が硬い方は普段から骨盤が前に傾き反り腰になってしまっていることが多く、

反り腰で靴下を履くときに腰痛

骨盤が前に傾くと背骨もそれに引っ張られ前に傾きますが、そのままでは上半身が前に傾いてしまうために、先ほど書いたように腰の部分を反らせて(反り腰)バランスをとります。

 

腰を反らせてバランスをとるために働いてくれるのが、起立筋などの腰周辺にある筋肉です。

靴下を履くと腰が痛い奈良県大和高田市の女性

簡単に言うと、上の写真のピンクの矢印の方向に腰周辺の筋肉が硬くなって腰を反らせてバランスをとってくれているんです。

 

なので大腰筋が緊張して硬くなっているかたは、腰周辺の筋肉も硬くなってしまっているんです。

 

これが靴下を履くときは腰の背骨は前に曲がるため、ピンクの矢印の方向に収縮した筋肉が伸ばされることになり、腰の部分に痛みを出してしまいます。

 

 

前屈を制限するお尻の筋肉

お尻の筋肉が硬くなっていると、骨盤の動きを制限し前屈がしにくくなります。

靴下を履くときは当然体を前屈しないといけない為、お尻の筋肉が硬くなってしまっていると、その動きが制限され、その状態で無理に体を前に倒そうとすることで腰に負担がかかり腰痛を発症しやすくなります。

 

 

寝起きに腰痛が出やすいのはなぜ?

靴下を履くときに腰痛を感じる方の中には、朝方に痛みが強く、昼過ぎになると痛みが軽減したり、腰痛をほとんど感じないという方も少なくありません。

 

これは寝ている時に重力によって、大腰筋がじわじわと押されて緊張してしまうために、朝方は大腰筋が固まりやすく、それによって朝方に靴下を履くとき腰痛を感じやすくなります。

 

また腰の筋肉も寝ている間圧迫されて、それほど動くことがないので硬くなりやすく、朝方は腰に周辺の筋肉も硬くなっていることが多いため腰痛を感じやすくなります。

 

これが仕事に行ったり、家事をしたりと日常生活で体を動かしているうちに筋肉も伸び縮みして緩んでくると腰痛を発症しにくくなります。

 

 

立って靴下を履くときは足の筋肉も影響する

立って靴下を履くとなると、転倒しないように体を支える必要が出てきます。

この時、腰周りの筋肉だけでなく足の筋肉もしっかり働く必要が出てきます。

 

なので足の筋肉が緊張し硬くなってしまっていると、立って靴下を履くときに腰痛を発症しやすくなる原因になります。

 

 

対策方法

ここからは、朝靴下を履くときに出る腰痛を治していくためのストレッチについてお伝えしていきます。

 

大腰筋のストレッチ

奈良県御所市の腰痛男性
靴下を履くときに腰が痛い原因

両足を前後に開いて立ち、後ろの足の膝を床につけ前後の膝を90度前後に曲げます。後ろ足の太もも裏に同じ側の手を当てます。

手で押すようにお尻を前に突き出し、股関節の付け根にツッパリを感じたところで15~20秒キープ。左右交互に行ってください。

 

起立筋のストレッチ

靴下を履くときの腰痛の治し方

あぐらをかくように床に座って膝を90度に曲げて足の裏を付けます。

そして、両手で足先を持って体を前に倒してください。

この時ポイントはできるだけ背中を丸めるように意識してください。

もう一つ膝の角度を90度に維持するようにしてください。膝を曲げすぎて体を前に倒すと、起立筋ではなく太もも内の内転筋を伸ばすポーズになってしまいますので。背中にツッパリを感じたところで15~20秒キープ。

 

お尻の筋肉のストレッチ

腰痛の奈良県葛城市の男性

両足を伸ばして座り、片方の足のヒザを外側に曲げて、外くるぶしが反対の足のヒザ上あたりに来るように乗せます。

伸ばしている方の足のヒザを曲げて体の方へ引き寄せます。

背中が丸まらないように注意して、お尻にツッパリを感じたところで15~20秒キープしてください。左右交互に行ってください。

 

股関節のストレッチ

股関節も硬くなっていることで、体を前屈させにくくなり腰痛が発症しやすくなります。

靴下を履くときの腰痛の治し方

上向きに寝て、片足を曲げてその足を両手で持ちます。両手で曲げた足をゆっくり外から内へ回してください。

最初は小さく、段々大きく円を描くように回していってください。

 

 

まとめ

靴下を履くときに腰痛が出てしまう原因で多いのは、大腰筋という筋肉が緊張していたり、普段の生活で反り腰になってしまっていて腰の筋肉が硬くなってしまっていることです。

 

また朝方は、寝ている間に筋肉が硬くなりやすいためにさらに腰痛を発症しやすくなり、昼間になると日常生活で体を動かし筋肉が伸び縮みするために痛みが軽減することも多いんです。

 

靴下を履くときに腰が痛くなるという方は、上記のストレッチを参考に実践して続けてみてくださいね。

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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