寝相のいい方は腰痛に気を付けて
あなたは寝相がいいですか?
もしあなたが腰痛で悩んでいてこの質問にイエスであるなら気を付けてください。
実は腰痛の多くの方が寝相がいいんです。
仰向けで寝たら朝までそのままでっていうのはなんだか行儀がよさそうで、布団も散らからないしよさそうに感じますがそうではないんです。
簡単に言うと、同じ姿勢それも仰向けの場合は、
内臓の重さが腰にかかり、腰の酸素量が減る
同じ姿勢ということは、筋肉の伸び縮みが少ないために血液のめぐりが悪くなり筋肉が固まりやすい
同じ部分が圧迫され、その部分に負担がかかる事で身体の歪みが強くなっていく
このような事が腰痛を引き起こしてしまうんです。
なので寝返りをうてるようにするための改善方法をお伝えしていきますね。
寝返りのできる環境で寝る
まずはそもそも寝返りをうてるスペースを確保する必要がありますね。
とくにベッドの場合なんかは少し大きめのほうがスムーズに寝返りがうてますし、すぐにベッドを交換できないって時なんかは広いスぺースのある床や畳で寝てみて腰痛の変化を確認してみてください。
あとはやはり自分に合った硬さの敷布団(マット)は重要ですね。
とは言ったもののこの自分に合った硬さというのがかなり難しいんですが、そう何度も何度もなかなか交換するのは難しいと思うのでまず試してほしいのが、
マットが柔らかすぎの時は腰の位置に合わせてバスタオルを敷き、その両端を布団の下に織り込んでピンと張った状態にしてください
反対にマットが硬すぎるときは、マット全体に薄い毛布または掛け布団を敷いて柔らかめに調整してください。
寝返りに必要な筋肉をつける
子供がとても寝相が悪いの子が多いですよね
これは子供の脳の発達がめまぐるしいこともあるんですが、日中よく動くので筋力が充実していて、血行がいいからという理由もあるんです。
そのため大人に比べて子供は肩こりや腰痛が少ないんです。
つまり、日中に身体を動かすことが少なくなってしまっていると、寝返りに必要な筋力がなくなり、それによって腰痛になってしまっている可能性があるのです。
寝返りには脚の寝返りと、腹筋での寝返りがあります。多くの人は脚で寝返りをするそうです。
寝返りの筋肉をつけるためにも、毎日のウォーキングや体操などしっかり身体を動かす時間を作るようにしてください。
とくに寝返りで大切な筋肉は先ほど書いた脚と腹筋です。
寝る前にストレッチをする
これ自体が腰痛改善に役立つんですが、寝返りをうつためにも大切なことです。
と言うのも、寝返りが多いということは身体を柔軟に動かせるという事でもあります。
日中の仕事や家事で一定の筋肉ばかりに負担がかかり柔軟性を失った筋肉のままでは寝返りが減ってしまうんです。
腰痛持ちの人にとって寝る時間というのは非常に重要ですので、一度寝返りのも注目してみてくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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