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何もしていないのに肩がこる…その理由とは

 

何もしていないの肩がこる…その理由とは

 

何もしていないのに肩がこる男性

何をしているわけでもなく、肩に負担がかかるようなことをした覚えはないけれどとにかく肩がこる…と悩んでいませんか?

 

とくに編み物や刺繍、書き物など細かい作業をしいているわけでもなく、物を持ったり激しい運動で疲労するようなことをしているわけでもなく、何もしていないのに肩がこるんです…といった方はいると思います。

 

毎日肩が疲れるようなことをしているならいざしらず、負担をかけるようなことをしている覚えのないのにどうして肩がこるのか?今回は何もしていないのに肩がこってしまう原因についてお伝えしていきます。

 

 

何もしていない「から」肩がこる

いきなり結論を言ってしまうと、何もしていないのに肩がこるんじゃなくて、たぶんね何もしていない「から」肩がこるんじゃないかな。

 

実際には何もしていないなんて人は少ないです。

当店に来られる方でも、何もしていないとは言っても仕事でデスクワークを何時間もおこなったり…いやめちゃくちゃなんか頑張ってるじゃないですか!という人がほとんどです。

 

あなたの中では当たり前になっていて、気に留めないような作業でも、知らず知らずのうちに肩に負担をかけてしまっている事は多々あります。

 

なんですが、それでも何もしていないのに肩がこると感じているなら、やはり何もしていない「から」じゃないですか。

 

こう話されたり思われている方に多いのは普段の日常生活で運動を含め、歩いたりなど体を動かすことをほとんどされていないってケースがかなりあります。

 

なので自分でも特に体に負担がかかるような「何か」をしていないのにどうして肩がこるの?と疑問に感じてしまうんです。

 

 

何もしなくても硬くなってしまう筋肉

筋肉っていうのは動かし続ければ当然疲れがたまったりして、それによって硬くなってこりに感じたりっていうことがおこってきますが、

それと同じように、動かすことが少なくなっても硬く縮んでいってしまいます。

 

これは筋肉は動かして伸び縮みすることで、血液なんかが巡りそれによって栄養や酸素が運ばれ、いらなくなった老廃物が流れていく仕組みになっているからです。

 

つまり体を日常生活で動かすことが減ってしまうと、何かして肩周りに負担をかけなくても、血液の巡りが悪くなって段々筋肉は弾力性を失って硬くなっていってしまんです。そしてその硬くなった筋肉のせいでこりを感じてしまうんです。

 

たまに言われる、疲れている時には家でじっと過ごすよりも、軽い運動をしてあげる方が疲労が取れやすいなんてのも、上記のように体を動かすことで血液が巡り、老廃物が流れてくれるからです。

 

 

対処法は?

なので何のしていないのに肩がこる…という時の対処法は体を動かして見ることです。

 

それこそウォーキングでもスポーツでもいいですし、そうでなくても同じ体勢でいないで、頻繁に家の中でも動き回ってみるだけでも肩こりが変わることもあります。

 

何もしていないのにと思われるなら、一度何かしていると思うほど体を動かしてみてください。それだけで楽になる肩こりってのも沢山ありますので。

 

 

何もしないのに肩がこる人が他に見直すべきこと

上記のように何もしていない「から」肩がこっている人が多いんですが、そういった人を含め、ここからは何もしていない時に見直すべき他のことについてお伝えしていきます。

 

●姿勢

何もしていないのに肩がこる…と悩まれる人に良くあるのが、姿勢が悪くなっていることです。

 

姿勢を正すことで背骨はS字カーブを描き、頭の重たさを分散してくれていますが、姿勢が悪くなるとそれができなくなるため 、首や肩にかかる負担が大きくなります。

 

これが毎日ずっと続いているのであれば、何もしなくても首や肩の筋肉が疲労して硬くなり、こりを発生させてしまうことも納得がいくと思います。

 

普段の生活から背中を丸めたりせずに、背すじを伸ばすことを心がけてください。

 

●体が冷えている

体が冷えてしまっていると、熱を体から逃がさないために血管が収縮し血液の巡りが悪くなってしまいます。

 

もちろんこれは肩周りの筋肉でも起こるため、何もしていなくても体が冷えることで血液の巡りが悪くなれば、老廃物が溜まってこりができやすくなります。

 

冬場は当然ですが、最近は夏でも冷房で体が冷えてしまっている人が少なくないので注意してください。

 

●スマホやタブレット端末を多用している

最近ではスマホやタブレット端末がかなり普及し、多くの方が使用していることでしょう。

 

特に激しい運動をしたわけでもなく、肩を酷使していなくても、スマホやタブレット端末を多用することで肩こりが起こってしまいます。

 

スマホやタブレット端末を使用し画面を見る時には、どうしてもうつむき加減になってしまい、頭が前に15度傾くと首や肩にかかる負担は倍以上に増えると言われ、これが30度にもなると、3~4倍もの負担がかかってしまいます。

 

なのでスマホやタブレット端末を多用していると、それだけ首や肩には負担がかかり肩こりを起こしやすくなってしまうので、使用はほどほどにしてくださいね。

 

●呼吸が浅くなっている

何もしてないのに肩がこる人の中には、呼吸が浅くなってしまっている人が珍しくありません。

 

呼吸が浅く酸素がきちんと体に巡っていない状態で、筋肉を働かせるとすぐに疲労してしまいます。そのため肩もこりが起こりやすくなってしまうんです。

 

しっかり胸とお腹を使って普段から深い呼吸をすることを習慣づけていってください。

 

●目が疲れている

目と首の筋肉は関係が深く、連動して働いています。そのため目が疲れていると、その分首周りの筋肉が過剰に働くことになり、肩こりを起こしやすくなってしまいます。

 

目に疲れを感じている時には、優しく目の周りをマッサージしたり、ハンドタオルをラップにくるんでレンジで温めて目の上に置いたり、早く寝て疲労をとるように心がけてください。

 

 

まとめ

何もしていないのに肩がこるんではなくて、何もしていない「から」肩がこってしまうんです。

 

筋肉は使って疲労させると硬くなるだけではありません。何もしないで使わなくても血液の巡りが悪くなり硬くなってこりを作ってしまうんです。

 

なので、何かしていると思うほど、毎日の生活で体を動かしてみるようにしてみてください。

 

そのほかにも姿勢や目の疲労、呼吸や体の冷えも肩こりを発症させてしまう原因です。

 

何もしてないのに…と悩む前に、普段の生活や習慣を見直してくださいね。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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