神橋筋整体院
寒いと痛む頚椎症・頸椎ヘルニアの原因と
４つの対処法
季節の変わり目や寒くなると頚椎症や頸椎椎間板ヘルニアの方に、首や方から腕の痛みが出てきた、または痛みが増すといったことをお聞きすることがあります。
実際に当店に通われている方にもそのようなお話を聞きます。
今回は、寒くなると頚椎症や頸椎ヘルニアの痛みが悪化しやすい理由と対策・改善方法についてお伝えします。
寒さと頚椎症・頚椎椎間板ヘルニアの関係
ではどうして、寒くなると頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアの痛みが悪化しやすいのでしょうか？
結論から言うと、血液のめぐりが悪くなってしまうからです。
寒い日には当選それだけで身体の熱が奪われ、体温が下がり代謝が落ちてしまいます。
また身体を動かすこと自体も減ってしまうために、筋肉が働くことが減って、本来筋肉が働くことでポンプのように血液を押し出すことが減り血液の巡りが悪くなってしまいます。
あと、寒くなると自律神経が乱れやすくなってしまうのも血液の巡りを悪くする要因になります。
そして、寒くなると頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアの痛みが悪化しやすいもう一つの理由が姿勢が悪くなりがちだからです。
これは血液の巡りにも関係してきますが、単純に寒くなるとついつい身体を丸めたり背中を丸めてしまうことが多くなりますよね？
そういった姿勢の悪さが首や肩の筋肉に負担をかけ頚椎症や頸椎ヘルニアの痛みを悪化させているんです。
血液の巡りが悪くなると痛みが悪化しやすい理由
それじゃあどうして代謝が落ちれ血液の巡りが悪くなると痛みが出やすくなるんでしょうか？
それは血液の巡りが悪くなると発痛物質、つまり痛みを出す物質がその場に溜ってしまうからです。普段であれば一か所にたまることのない発痛物質が寒さによって溜まってしまうことで痛みを強くさせているんです。
寒い時の頚椎症・頚椎椎間板ヘルニアの痛みの４つの対策
１、身体を冷やさないようにする
身体を冷やしてしまうと、代謝が落ちて痛みが出やすくなります。
なのでやはり身体を冷やさないようにすることが痛みを減らすために大切です。
ですが、こう聞くとついつい症状のある首自体を温めようと考えてしまいがちですが、それはちょっと待ってください。
温めるという行為は、血液を巡らせそれによって痛みを出しにくくする効果とともに、発痛物質を刺激して痛みを悪化させるリスクも持っています。
特に痛みのある部分は発痛物質が集まっている可能性が高い部分なので、ここを温めてしまうと痛みが強くなる可能性があります。
なので、それ以外のところを温めて血液を巡らせるようにしてください。
お勧めとしては、手足・足先などの末端、お腹や背中のですね。
２、自律神経を整える
自律神経の乱れによって血液の巡りが悪くなることも頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアの痛みは悪化しやすくなります。
ですので普段からも大切なことですが、睡眠時間や暴飲暴食など食生活に気を付けてください。
特に寒い季節に、忘年会や新年会、お正月にクリスマスといったイベントがまとまっていて、ついつい食生活が乱れやすくなる時期でもあるので。
３、身体を動かす
どうしても寒くなると身体を動かすことが減ってしまいます。
そうなると、筋肉が働かず血液の巡りが悪くなったり、自律神経が乱れる要因にもなります。
ですがこう書くとジョギングやスポーツなど、まとまった運動をしないといけないと考える方がいますがそうではありません。
大切なのはこまめに身体を動かすことです。
それでなくても寒くなると一か所からあまり動かないようにしたり、買い物もそれまでは歩いてだったのに車を使ったりしてしまいますよね。
まとまった運動もいいですが、頚椎症や頸椎ヘルニアの方は激しい運動は症状を悪化させる可能性もあります。
なのでまずは日常生活のちょっとしたことで身体を動かす機会を増やしてください。
４、姿勢をよくする
寒いときはそれだけで猫背や背中が丸まり姿勢が悪くなりがちです。ですが姿勢が悪くなると首や肩にかかる負担が増えてしまいます。
また自律神経も姿勢と関連しており、姿勢を正すことで自律神経も整いやすくなります。
普段の日常生活から姿勢を正し首の負担を減らして、代謝をあげるように心がけてくださいね。
寒くなると頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアの痛みが悪化する原因と対策について書いてきましたが、大切なのは血液の巡りをよくしてあげることです。
そのためにこの記事を参考にしてみてくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの８割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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