寒くなると顔を出す腰痛で気を付けること
今年の冬は暖かくてお正月も例年より薄着で過ごせる気候だったので、ここ数日の寒気で奈良県もようやく真冬になったなぁといった感じですね。
昨日の朝はこの冬初めて雪を見ることができました。
わずかですけど、ポストの上です。
そして気温が下がって寒くなると耳にするのが、寒いと腰が痛くなるといった声です。
確かに気温が下がる事で血液のめぐりも滞りやすくなり痛みが出やすい時期ではあるんですが、今回はそんな寒い季節の腰痛の原因や対策について書いていきますね。
胃腸は疲れていませんか?
たまに聞くことがあるかもしれませんが、胃腸と腰は割と関係が深く、胃腸の調子が崩れてしまうと腰痛が起こりやすくなってしまいます。
どうして胃腸の調子が悪くなると腰痛が起こりやすくなるのか?って言うと、これはあまり難しく考えずに、あなたが胃やおなかが痛くなったらどんな姿勢を取りますか?
多くのかたは背中や腰を丸めるはずです。この姿勢って腰の筋肉にものすごく悪そうですよね。
そこまで痛みがひどくなかっても、胃腸の調子が悪いとそれをかばって姿勢は崩れやすくなります。
またおなかに力が入らないことも姿勢を崩す原因となります。
それが続けばだんだんと腰の筋肉に疲労が溜まってしまい腰痛がでてしまうんです。
とくに冬場はお正月や忘年会、新年会を含め体もエネルギーを蓄えるために食欲がまし食べすぎることが多くなってしまいます。
また普段以上に忙しくなりやすいので、それがストレスになり胃腸に負担をかけるこもあります。
なので食べすぎ飲みすぎに注意してくださいね。
コタツで丸くなっていませんか?
どうしても外が寒くなると、外に出ることがおっくうになり、また家の中でもじっとしている時間が増えてしまい、体が運動不足になってしまいがちです。
運動が減る事で筋肉がおちて腰痛になりやすいということもあるんですが、筋肉が落ちなくても体を動かすことが減ってしまうと、それこそコタツに何時間も入りっぱなしという状態になると、筋肉が伸び縮しないので、それによって腰痛をだしすくなります。
また動きが減ればエネルギーの消費も減るので、先ほどの胃腸の調子にも影響をあたえます。
ただでさえ寒いと体に力が入って、筋肉の動きは悪くなってしまうので意識的に体を動かすようにしてくださいね。
とまぁ、当たり前のことばかりで特別なことは書いていませんが、この当たり前ができなくなってしまうのがこの寒い季節なんです。
冬になると腰痛がでてしまうという方の中にも、この当たり前のことを意識しおこなうだけで腰痛が減少する方も多々いるはずです。
冬だから…と言う前にこういった当たり前のことを実践してくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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