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上向きで寝てると腰が痛い原因と治し方【奈良県御所市 整体】

 

上向きで寝てると腰が痛い原因と治し方

【奈良県御所市 整体】

 

上向きで寝てて腰痛になった男性

上向きで夜寝ているとだんだんと腰が痛くなってきて目が覚めるってことないですか?

 

寝はじめは全然気にならないんだけど…朝起きて動き始めるとほとんど気にならないけど…、だけど上向きで寝ていると腰が痛くなってしまって目が覚めることがある、という方がたまにいらっしゃいます。

 

当店へ来られたこの方もそういった寝てると出てくる腰痛に悩まれていました。

 

奈良県上牧町の腰痛女性
腰痛整体法

上向きで寝ていると腰の痛みが出てきたので見てもらいました。

あと、顎関節症のために顎付近の痛みや仕事で腕(ひじ)の痛みがあるのもみて頂きました

 

治療に来させて頂くようになって、少しずつ痛みもなくなっていきました。

ストレッチなども教えてもらえて(自分でできる)、良かったと思います。続けてやろうと思います。

 

 

どうして上向きで寝ていると腰が痛くなってしまうのか?今回は上向きで寝ていると腰が痛くなる原因や、このお客さんに実際にどんな施術を行ったのか?また実践していただいたストレッチについてお伝えしていきます。

 

 

上向きで寝てると腰が痛くなる原因

本来であれば、寝ている時には身体を動かしているわけでなく、リラックスできていて痛みなんか出にくいはずなのに、どうして腰が痛くなってしまうのか?

 

上向きで寝ていると腰が痛くなる原因で多いモノをお伝えしますね。

 

●マットレスが柔らかい又は硬すぎる

マットレスについては寝ていると腰が痛くなる原因でよく言われることがあるので、なんとなく知っている方も多いでしょう。

 

実際に柔らかすぎるマットレスは腰の部分を佐々木れないため沈んでしまい、背骨が不自然に曲がった状態で寝ることになるため腰に負担がかかり、腰が痛くなってしまうのです。

 

なのでよく硬いマットレスの方がいいと言われることが多いですが、私自身の経験上、硬すぎるマットレスも上向きで寝ていると腰痛を発症してしまう原因になります。

 

これは、マットレスが硬すぎると人間の腰の背骨は前弯のカーブがあるんですが、身体が沈まないため床と腰の部分に隙間ができてしまい、これによって腰に負担がかかってしまうためです。

 

またお尻の上あたり、腰の下部の部分が上向きで寝ていると硬いマットレスに圧迫され続けることで、血液の巡りが悪くなって痛みを出してしまうこともあります。

 

私自身も以前、それこそたたみに薄い布団を引くだけの硬い床で寝ていましたが、上向きで寝ていると結構腰が痛くなることがありました。

 

それが少しやわらかめのマットレスを畳と布団の間に置くようになると、上向きで寝てても腰痛がでることがなくなりました。

 

このように柔らかいマットレスは上向きで寝ている時の腰痛の原因になる事がありますが、硬けりゃいいなんてわけでもないので、あまり硬さにこだわりすぎず、自分に合うモノを選んで頂ければと思います。

 

●背中や腰の筋肉が硬くなっている

上向きで寝ていると腰が痛くなる人の腰痛の原因に背中や腰の筋肉が硬くなっていることがあります。

 

日中起きている時にデスクワークでほとんど座って過ごしていたり、運動などしないでじっと家にいることが多いと、筋肉は柔軟性をなくして硬くなってしまいます。

 

また反対に重たい荷物を頻繁に持ったり運んだりしているなんて場合も、腰の筋肉を酷使しすぎて硬くなってしまいます。

 

このような状態になると、ただでさえその筋肉が硬くなったところは血液の巡りが悪くなるのに、寝て動きが減ることでさらに血液が滞ってしまい腰痛が出てしまうことがあります。

 

●骨盤が歪んで背骨のカーブが崩れている

反り腰なんて言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、骨盤が前に傾き腰の骨の前弯が強まった状態です。

上向きで寝てると腰が痛い奈良県御所市の女性

すると上向きで寝た時にも腰の反りが強くなっているため、腰と床との間に隙間が開いてしまい腰痛を起こしやすくなってしまいます。

 

反対に骨盤が後ろに傾いて腰の骨の前弯のカーブが減少していることも上向きで寝ていると腰痛を引き起こしてしまう原因になります。

上向きで寝ると腰が痛い原因

腰のカーブが減少してしまっているため、柔らかいマットレスの上で寝た時のように、腰が沈み込んでしまうためです。

 

このように骨盤の歪みがあることで腰の骨のカーブが崩れて腰痛を引き起こしやすくなるんです。

 

 

当店ではどのような施術を行ったのか?

どうして上向きで寝ていると腰が痛くなってくるのか?上記のような事が原因として挙げられます。

 

なので当店ではお客様にマットレスの硬さの事についてお伝えし、腰周辺の筋肉に施術を行っていきました。

 

腰周辺の筋肉の中でも特に上向きで寝ていると腰が痛くなるのと関係が深いのが、腰からお腹を通って足につく大腰筋という筋肉です。 

寝ている時の腰痛の原因

この筋肉が上向きで寝ていると重力によってじわじわ押されて、だんだん緊張して硬くなっていきます。

 

柔軟性のある正常な状態だと寝ている間、重力に押されるくらいでは痛みは出てこないんですが、大腰筋が普段の生活で硬くなって柔軟性が落ちてしまっていると、重力に押されてしまうのが朝まで耐えられずに腰に痛みを出してしまうようになります。

 

また大腰筋は骨盤の傾きとの関係が深く、緊張し硬くなることで骨盤も歪めてしまうんです。

 

なので上向きで寝ていると出てくる腰痛を改善していくためのポイントはこの大腰筋を緩めていくことです。

 

大腰筋が本来の柔軟性を取り戻せば、朝まで寝ていても痛みを起こすことはなくなっていきます。

 

 

大腰筋を緩めるだけじゃ足りない

と、書いたものの実際は大腰筋の緊張をとってあげるだけでは不十分です。

 

大腰筋を緩めることは大切です。大切なんですがなぜ大腰筋が硬くなってしまうのか?という部分を一緒に改善していくことが上向きで寝ているときに出てくる腰痛を改善するために必要なんです。

 

じゃないと、大腰筋を緩める→普段の生活でまた固まる→また上向きで寝ていると腰が痛くなる。といった所から抜け出せません。

 

この方の場合はお尻の筋肉の硬結も大腰筋を硬くする原因になっていました。

 

お尻の筋肉は骨盤についていて、姿勢を安定させ維持するために働いてくれますが、お尻の筋肉が緊張しうまく働けなくなることで、同じように姿勢を維持するために働く大腰筋にしわ寄せがいってしまうためです。

 

また、お尻の筋肉は腰のクッションやサスペンションのような働きを担っていて、地面からの衝撃を吸収したり、重力や上半身の重みを分散してくれるために働いてくれているんですが、このお尻の筋肉が緊張し硬くなると、クッションやサスペンションの働きができないため、腰にかかる負担が増えてしまうんです。

 

なので痛みの出る腰だけではなくお尻の筋肉も一緒に施術を行っていきました。

 

 

整体は魔法ではない

しかし大腰筋やお尻の筋肉を施術で整えても最初はなかなか効果が出てきませんでした。

 

3回目くらいまでは痛みの度合いは多少減ってもやはり夜中に目が覚めるといった状態でした。

 

それが4回目以降はぐんぐん痛みが減って寝ていても痛みが出てこないように改善していったんです。

 

これはやはり整体って魔法ではありません(特に私の施術は)。

筋肉だって一度の施術で元通りというわけにはいかないです。回復するまでだって時間が必要ですし、筋肉の状態を戻していくためにも時間と繰り返しの施術が必要です。

 

こういったことは多々あるので、早く痛みを改善したい気持ちはわかるんですが、まずは6回までは施術を受けて頂くことを当店ではおススメしています。

 

 

実際に行ってもらったストレッチ

ここからは実際に当院でお客さんにお伝えし、おこなっていただいたストレッチを一部ご紹介していきます。

上向きで寝ていると腰が痛くなってくるという方は参考にしてみてください。

 

大腰筋のストレッチ

上向きに寝て、伸ばす方とは反対の足を胸の方へ曲げていきます。

そこからさらに両手で曲げた足の膝をもち、肩の方に抱え込んでいきます。

この時反対の足は伸ばしたまま床から離さないようにしてください。

そうすると赤線で囲ったあたりが伸びてきますので、そこで15~20秒キープ。これを左右交互におこなってください。

 

お尻のストレッチ

上向きで寝て片足を曲げ、その足を両手で持ち反対の肩に向けて曲げていってください。

この時、曲げた足の内ももをおなかにつけるようにするとさらに効果的です。

お尻のところにツッパリを感じたら15~20秒キープ。これを交互に行ってください。

 

足の付け根のストレッチ

股関節が硬くなっていると、骨盤の動きが制限され大腰筋が緊張し硬くなりやすくなります。

なので股関節を柔軟に保っておくことも、上向きで寝ているときの腰痛の予防になります。

上向きで寝ているときの腰痛の原因

上向きで寝て片足を曲げ膝を立て、反対の足と交差させます。

曲げた足を内に倒していってください。この状態で15~20秒キープ。

左右交互におこなってください。

 

 

まとめ

上向きで寝ているとだんだん腰が痛くなってくる…と悩んでいる方は少なくないでしょう。

 

上向きで寝ていると腰が痛くなる原因になっていることが多いのが「マットレスが硬すぎたり柔らかすぎる」「腰から背中の筋肉が硬くなってしまっている」「骨盤が歪んでいる」ことです。

 

腰の筋肉の中でも特に上向きで寝ていると痛くなってくる腰痛と関係が深い筋肉が大腰筋と呼ばれる筋肉です。

 

この大腰筋の柔軟性が失われてしまっていると、寝ている間に重力に押されることで腰に痛みが出てきてしまいます。

 

なので大腰筋を和らげてあげて、さらに普段の生活で大腰筋を硬くさせてしまう原因を改善していくことで、上向きで寝ているときの痛みが出にくくなって行きます。

 

上向きで寝ていると腰が痛いという方は、上記のストレッチを参考にしてみてくださいね。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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