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奈良県香芝市、上牧、広陵からすぐ
人体模型が恋人の美容整体パーチの院長、神橋です
今思えばどこがどう違ったのかはっきりしませんが
なんとなくです、呼吸数のさがってきた父に寄り添うと先ほどまでとはどこかしら様子が違ってました
そう感じた私は、あわてて看護師さんを呼びに向かいました
「すいません!またきてもらえませんか!」
少し荒立った声に看護師さんがすぐに父のもとに駆け付けてくれ
先ほどと同じように、ホースを口に入れ吸引を始めました
たださっきとは違い血はほとんど吸引されず、それでも少し苦しそうな父
私はとっさに父の顔の近くに回り込み、すぐに弟にいったんこの場をはなれた母に連絡を入れるように指示していました
そんな中、父の呼吸は少しずつ弱まってきていて
母への連絡が終わった弟に、父の兄弟や駆けつけてくれた友達に声をかけに行ってくれるように指示しました
父のいる個室のすぐそばに、みんな集まっていたので弟はすぐに帰ってきて、そんな弟を私は父の顔の近くに呼び
そんな私のあわてぶりに弟も何か感じ取ったようにすっと父の顔もとに近づいてきました
だんだん弱まっていく父の呼吸
そんななか父の担当医が駆けつけてきて、看護師さんに達に薬や点滴の支持を始めました
それでもだんだんと弱まっていく呼吸
「お父さん!」
言葉をだしたというより、こぼれたという方がしっくりくるような
言おうと思っていたわけでもなく、そんな言葉が私の口からこぼれ落ちました
父の手と顔に触れながら、こぼれ落ちる言葉を止めることはできません
そんななかだんだんと冷たくなっていく父の手や顔
そんなとき、スッとほほに涙が流れました
院長紹介でも書かせてもらっている、あるレストランで感動をいただいた時もそうでしたが、
悲しいときや、うれしい時に涙をだそうとしてあふれてくるものや、こみあげてくるものではなく
心が揺さぶられたときにでてくる涙は、息をするかのように自然とこぼれ落ちるんだな
そんなことをのちのち考えていました
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