精一杯のありがとう
本日もアクセスありがとうございます
奈良県香芝市、上牧、広陵からすぐ
人体模型が恋人の美容整体パーチの院長、神橋です
ビックリしたもののなんとなくスッキリした様子の父親
そう思っていたのもつかの間
みると父の口や鼻から血がにじみはじめ、とともに呼吸の酸素量を示す数値がさがり始め、血圧も徐々にさがってきて、あわてて看護師さんが駆けつけ先ほどのホースを口や鼻に差し込み、吸引を始めると大量の血が吸引され
外からはわかりませんがたぶんまた癌の部分が出血したもようでした
輸血の量がグッと増え、お医者さんも駆けつけてくれたので、私と弟は父のベッドから一歩下がり、ただただ願うだけ
そうこうしているうちに再び父が落着きだしたのか脈拍も上がり、先生はそっとその場をはなれていきました
そこに別の看護師さんが、「個室があきましたのでそちらへどうぞ」と父を運び出してくれました
個室に移動後は少し父の血圧や脈拍数も再び上がりだし、看護師さんも
「少し落ち着きましたね」と一言
ただこちらの問いかけに父はかすかに反応を示しましたが、先ほどまでのようにはっきりとした返しはなく
すでに言葉を発せられる状態ではなかったです
それでも私自身は、すでに3、4時間たった状況で少し数値も安定してきていることから
もしかしたら出血が止まれば元気な顔が見られるくらいに回復するんじゃないかと
あまりにも急であった今回の状況に、まだまだ自分自身の頭が状況を理解できていなかったのかもしれません
それ以上にやはり父親の死について、いつかはみんなこうなるとわかっていながらも、決して納得することはできませんでした
看護師さんの落ち着いたという言葉もあり、今日は私が泊まり込みでそばにいて、明日は誰々がついて…と
これからの予定を家族で話し、とりあえず自営業の母は、あけたまま飛び出してきた店をいったんしめに帰りました
私も店を閉めに帰り、病院に泊まる準備をしに出ようかと思っていると
父の呼吸数が少し下がりだし、たぶん先ほどのように出血した血がたまっているのでは?と思い看護師さんを呼びに行きかけつけてもらうと
再びホースで血の吸引が始まりました
先ほどのように吸引した血の量は多くはなく、吸引が終わると呼吸数も再びもどり、血圧も低いながらも、先ほどよりはしっかりとした数値を示していました
ただそれでもなんとなくでしたが、宿泊の準備などいったんこの場をはなれたほうがいいとは思いながらも、私の足はなかなか病室の外にはむきませんでした
そうこうしていると、再び少し呼吸数が下がったのか、看護師さんがかけつけてきて、吸引が始まりました
先ほどと同様、吸引された血の量はそれほど多くもなく、吸引が終わると呼吸数もすぐに上がってくるといった状態
「頑張って」など父に声をかけると、何とか反応してくれようとしてくれるので、それがすごく体力を奪うんではないかと思い私と弟は、少しベッドから離れた位置で父を見守っていました
先ほのやりとりから1時間ほどたち少し日も落ち始めてきたので、今度こそ準備をしにいったんこの場を離れようと思った瞬間
再び父の呼吸数が下がり始めました…
コメントをお書きください